Amazonのプライム感謝祭セールで、PICO Motion Trackerの足首・腰用セットが15%オフで購入可能です。（※セールは終了しました）
定価で購入すると、足首用10,800円 + 腰用6,900円 = 合計17,700円ですが、約15%オフの14,998円で購入できます。PICO 4 Ultra本体しか持ってないという方や、まだ足首2個しか持ってないよって方の買い足しにピッタリだと思います。
2,702円割引で更にAmazonポイント476ポイント獲得ですから、そこそこお得ではないでしょうか。
より精度を上げたい方向け
現在は膝に取り付けるのが最適
PICO 4 UltraはPICO OS 5.14.4.Uアップデートで「トラッカー5個の接続に対応」してますので、もっと自由に足を動かしたい方にはうってつけです。現時点では最も効果を感じられる使い方です。
ひとつ注意点として、公式の膝・手首専用ベルトは今のところ日本では売られていませんので、ほんの少しだけ延長しないといけません。
最安目指して100均でベルトを買って延長するのもよし、Amazonなどでより良いものを探したりBOOTHにある個人制作のマウンターを組み合わせてみるのもありです。ベルトは31mm幅なのでそこだけお気をつけください。
手首はまだまだこれから
手首に取り付けての動作はまだ発展途上です。今後のアップデートに期待したいですね。
PICO Motion Tracker足首用のベルトは、かなり細い手首の人間が厚手のリストバンド越しにギリギリ取り付けられる長さです。こちらもDIYが必要そうです。
妥協。
5個使うとなんで精度が上がるの？
ベースステーションを使用しないIMU方式のトラッカーは、足首と膝のトラッカー情報を組み合わせて姿勢推定を行っています。そのため、少なくとも腰を入れた5個のトラッカーが必要になります。
それらに対してPICO Motion Trackerは足首2個だけで動作しますが、これはPICO本体が得られる様々なトラッキング情報を駆使して24点のAI全身推定を行うことで実現しています。
時々姿勢がおかしいのは大部分をAI推定に頼っている事が理由ですが、AI推定しているお陰で足首2個でも割としっかりトラッキングが行えているとも言えます。PICO Motion Trackerを5個揃える事で他のIMU方式のトラッカーと同じような条件になります。膝を入れた5点での姿勢推定は既に確立していてよく使われている技術なので、信頼性は高いはずです。
じゃあいっぱい取り付ければもっと精度が上がるね！と思うかもしれませんが、残念ながら処理能力の問題が立ち塞がります。無線機器の接続台数やPICO 4 Ultraの処理能力的にこれ以上増やすのは現実的ではなさそうです。（※PICO 4やPICO 4 Proは処理能力の問題で3個までが限度です）
とはいえ、AI推定部分については改善の余地があります。足元が少しふらついたり滑ったりするのはもちろんですが、特に手首に使用したときの精度は今後のアップデート次第となりそうです。こちらからも積極的にフィードバックを送りつつ、改善に期待しておきましょう。
プライム感謝祭セールは2025年10月10日金曜日の23:59まで。AMVRやBOBOVRのPICO 4 Ultra用アクセサリーもセール対象です。
