日本時間の2026年6月3日、「AMD Software:Adrenaline Edition 26.6.1」がリリースされました。
ダウンロードとインストール
統合版パッケージとして、「whql-amd-software-adrenalin-edition-26.6.1-win11-c.exe」が提供されています。
ドライバーバージョン内訳
- RDNA1/RDNA2:32.0.21043.10005(25.10.43.10)→32.0.21043.12001(25.10.43.12)
- RDNA3/RDNA4:32.0.31007.5012(26.10.07.05)→32.0.31019.2002(26.10.19.02)
RDNA1/RDNA2は25.10系ドライバーのまま据え置きです。
不安があれば、AMD Cleanup UtilityやDDUを使用してクリーンインストールを行うことをお勧めします。特にDDUなどを使用せずにダウングレードを行ったことがある場合は、適切な状態になってない可能性があると考えられます。
変更点や主な修正内容
新規サポートされたゲーム
- EA SPORTS『F1® 25』2026シーズンパック
- World of Tanks: HEAT
主な修正内容
- 【Radeon RX9000シリーズ】「Subnautica 2」や「Marvel Rivals」をプレイしていると断続的にクラッシュする場合がある問題を修正
- 【Radeon RX6000シリーズ】「Enshrouded」のプレイ中に画面にアーティファクトが発生する場合がある問題を修正
- 【Radeon RX9000シリーズ】モニターがスリープ状態や電源オフになったあと、ゼロRPMモードが有効化される場合がある問題を修正
不具合
既知の不具合
- 【Ryzen AI 9 HX 370】「Battlefield 6」をプレイしていると断続的にクラッシュしたり、ドライバーのタイムアウトが発生する(※できるだけ早く修正をリリースできるようAMDは開発者と協力中)
- 「録画及びストリーム」機能を使って「Battlefield 6」をプレイしていると、テクスチャのチラつきや破損が発生する場合がある
- 【Radeon RX9000シリーズ】「Battlefield 6」をプレイ中、AMD Software:Adrenaline Edition上でAMD FSRによるアップスケーリングやフレーム生成が非アクティブと表示されることがある
- 【Radeon RX7000/9000シリーズ】「Blender」が断続的にクラッシュする場合があるため、問題の発生しているユーザーはAMD Software: Adrenalin Edition 26.3.1のインストールを推奨
- 【Radeon RX6000シリーズ】HP Reverb G2ヘッドセットでSteamVRを使用すると、画面が紫色になる場合がある
- HuggingFaceやGitHubへのアクセスが制限されている地域では、Al Bundleコンポーネントのインストールエラーが発生する場合がある
その他の不具合
- 【Radeon RX9000シリーズ】Virtual Desktop 1.34.18でHEVCコーデックを使用するとエンコードが非常に遅くなります。解像度が高い場合、フレームレートが大幅に低下し、酷くスタッターします。(※)
- 【Radeon RX9000シリーズ】PICO Connect 10.6.6でHEVCコーデックを使用するとエンコードが非常に遅くなり、フレームレートが低下します。(※)
※2026年6月30日現在、古いドライバーに戻しても再現する事を確認しました。共通点としてMicrosoft Media Foundation関連の問題だと思われますが、詳細は不明です。
VRでの動作やその他のゲームなど
2Dゲームも少しだけ追記します。
Advanced Shader Delivery(ASD)への追加対応
6/11以降、26.6.1でもASDに対応しました。新たにRDNA1と2にも対応し、より広範囲のデバイスが対象となりました。Xboxアプリやゲームサービスなどの更新をご確認ください。

Virtual Desktopでのエンコーダー不具合について
簡易チェックのみ行ったため、問題を見つけ次第内容が更新される場合があります。
HEVCコーデック(8-bit)だけ依然として問題あり
HEVC 8-bitでのVRエンコードにパフォーマンスの問題が生じる場合があります。
特にVirtual Desktop 1.34.16からH.264/H.264+がMedia Foundation経由で動作しなくなったため、HEVC 10-bitとAV1 10-bitと同様にAMD側のAMF SDKを直接使用するようになっています。そのため、現在Media Foundationを使用するのはHEVC(8-bit)だけです。
現在確認されている、RX9000シリーズ限定で発生するエンコーダーの不具合は以下の通り。
- 【HEVC 8-bit】エンコードに非常に時間が掛かります。特に解像度が高い場合はフレームレートが大幅に低下し、酷いスタッターが生じます。(PICO ConnectもHEVCでは影響あり)
Virtual Desktopを使う場合は、「H.264/H.264+」「HEVC 10-bit」「AV1 10-bit」のいずれかを使用し、無印の「HEVC」を使用しないように気をつけてください。PICO Connectの場合は、「AVC(H.264)」か「AV1」のどちらかを使用してください。Steam Linkは未検証ですが、HEVC 10-bitなので大丈夫なはずです。
RX9000シリーズでフリーズする問題
Radeon RX9070XTでPICO ConnectやVirtual Desktopなどを使用中にエンコーダーが停止し、SteamVR(beta 2.16.5 / stable 2.16.6)がクラッシュする問題が発生することがありました。VRChatなどを起動する前に問題が発生したため、SteamVR関連かエンコーダー周りのトラブルのように感じられます。
ストリーミングの映像が停止した後、マウスなどを含めてデスクトップ全体がフリーズし、しばらくするとSteamVRのエラーメッセージと共に復帰します。所謂おま環の可能性は否定できませんが、問題が起こる方は26.3.1へのダウングレードをおすすめします。
例外として、Steam Linkでは問題が確認できませんでした。ダウングレードできない事情がある方はSteam Linkを試してみましょう。
同様の問題や再現性の高い問題があれば、SteamVRなどのログと共にバグレポートをAMDに送信しておくと良いかもしれません。SteamVRのログは「システムレポートを作成」からログの閲覧や保存が可能です。AMD Softwareの右上にある「バグレポートツールを起動」ボタンか、スタートメニューから「AMD Bug Report Tool」を起動することでレポートの記入と送信が行えます。
Forza Horizon 6
26.5.2と変わらず、特に問題なくプレイできています。
原神
RX7900XTとRX9070XTでプレイしてみましたが、これといった問題はなさそうに感じます。
アークナイツ:エンドフィールド
簡易チェックした限りでは、概ね問題なさそうでした。








