※色々と試してみたら解決したというメモ書きなため、公式な対処方法ではありません。当然ながら同じことを試しても解決しない可能性は高いです。
皆さんよくご存知の「Androidデバイスマネージャー」。Androidデバイスを探したり、遠隔操作でロックをかけたりと非常に便利かつ緊急時に必需品となるアプリです。
最近になってアプリが新しくなり、名称やUIが大きく変わりました。しかし、それに伴って「端末が読み込めません」というエラーによりアプリ上からデバイスを探すことが出来なくなっているユーザーが増えています。

ぐわー
リニューアルというのは最初は不具合の多いものですし、放っておいたらアプリ側の更新で直るだろうかと思っていたら全くそんなことはありませんでした。なので、渋々解決策を探してみることにしました。これはそのメモ書きのようなものです。(アプリバージョン2.0.014)
やってみたこと
設定を確認する
Googleのヘルプによると、端末を探すための大前提として以下の条件を満たしている必要があるとのことです。
- 電源がオンになっている
- Google アカウントにログインしている
- モバイルデータ ネットワークまたは Wi-Fi に接続している
- Google Play での表示がオンになっている
- 位置情報がオンになっている
- 「端末を探す」がオンになっている
引用元:Android 搭載端末を紛失したときに見つけられるように準備しておく – Android ヘルプ
そもそも「Androidデバイスマネージャー」の頃には全く問題がありませんでしたし、ブラウザから端末を探す場合は問題なく探すことが出来るので、これらは問題ではないと思います。ただ、「端末を探す」アプリからのみ読み込みが出来ないだけなのです。
そんなのとっくに確認済みじゃ~ということで、サラッと流すことにします。ハイ次。
アプリを再インストールする
ダメでした。
端末を初期化する
困ったときの定番操作ですが、ここ最近何台か初期化作業を行っていたので全く意味が無いと判断しました。次。
Google Play 開発者サービスのデータ削除
バッテリー異常消費などで一時期有名になってたやつです。その時の対処方法にデータの削除などがありましたが、何かしらの問題が生じる可能性があるため、できれば避けたい手段です。
今回は、Googleの設定から端末を探すをオフに(設定→Google→セキュリティ→Androidデバイスマネージャー→リモートで端末を探す)した後、開発者サービスのデータを削除(設定→アプリ→右上の︙メニュー→システムを表示で開発者サービスが一覧に出てきます)し、再度設定をオンにしてから再起動をしました。
再起動後にバックアップ用のアカウントを再設定しろと怒られました。また、新しい端末からログインしたとの通知が来ました。まだ端末を探すことは出来ません……おのれ。
Google Playで表示する端末を「減らす」
端末を探すために必要な設定の中に
- Google Play での表示がオンになっている
というものがあります。ここで非表示になっている端末は、探すことが出来ないとヘルプにも書かれています。
さて、ここで気がついたのは、端末を探すことが出来る正常なアカウントとそれが出来ない不具合アカウントの違いは、ログインしている端末数であったことです。
play.google.com/settingsにアクセスし、表示にチェックが入っているかどうか確認します。自分の環境では25台表示されていたので、5台まで絞って残りのチェックを外しました。

買いすぎなんだよなぁ…。
端末を探してみます。

やったぜ
事前に開発者サービスのデータを削除したのが良かったのか、単純に表示する数を減らしたのが良かったのかは分かりませんが、端末を読み込んでくれるようになりました。
この時点で他の複数の端末からも正常に読み込みが出来ることを確認しました。他の環境でも同じ操作で解決するかどうかは分かりませんが、ダメもとでやってみてはいかがでしょうか。開発者サービスのデータ削除に伴って問題が生じても責任は取れませんが…。
2017-08-30追記:
暫く経ってから利用しようとしたところ、再び問題に遭遇しました。その際も6台まで表示台数を減らしたところ、端末を検出できるようになりました。多分7台ぐらいまでは大丈夫そうです。6台でも駄目なときは駄目なので、目安は5台ぐらいですね。
2018-05-09追記:
ふと思い立って確認してみたところ、エラーが出ることはなくちゃんと12台ぐらい表示されてました。もう大丈夫そうですね。