PICO 4 UltraでGeForce NOWを試してみた

2025年1月22日、PICO 4/PICO 4 Ultra向けにGeForce NOWアプリがリリースされました。XboxコントローラーなどをBluetoothで接続して、PC向けのゲームをストリーミングで楽しむことができます。

PICOストアでダウンロードしてログインしておけば、1ヶ月分のパフォーマンスプランが試せる特典コードが貰えるようです。特典がいつ頃提供されるかについては、2月7日にメールで送られてくるとのこと。

技術的なトラブルがあったようで、4月に配布されることになりました。延期のお詫びとして、PICOストアで使える20%オフのクーポンが発行されています。

クーポンはストアのアカウント名のところから確認可能

ふと確認してみたところGeForce NOWのフリープランが空いていたので、PICO 4 Ultraで試してみました。

NVIDIA GeForce NOW™は、デバイスをパワフルなPCゲーム機に変えます。

動作要件

ストリーミングに十分な品質のネットワーク環境はもちろん、Bluetooth接続のXboxコントローラーが必要になります。(PICO 4 Ultraの場合はDualShock 4コントローラーにも対応)

NVIDIA Support

サインインして接続を確認する

プロバイダーはNVIDIAまたはauのどちらかを選択して始めます。auの方でGeForce NOWを契約している人以外は、NVIDIAアカウントで新規登録・ログインしましょう。

フリープランの枠が空いていれば、1セッションあたり1時間という制限付きのフリープランでお試しできます。(その他の制限については割愛します)

開始できたら、設定からネットワークテストをしておきます。手元の環境ではネットワークに20ms程度の遅延があるようです。(Wi-Fi 6 5GHzでの接続)

適当にプレイしてみる

あまりにも適当過ぎるプレイで散々ですが、雰囲気だけ伝わればと思います。

とりあえずSteamにログインをして「Monster Hunter World: Iceborne」を遊んでみました。操作のしづらさを感じつつ適当に舐めプして動作の具合を確認したところ、引っ掛かる感じはありませんでしたが思っていた以上に遅延が大きくてアクションゲームは向いていないように感じました。大昔にモバイル回線経由でSteam Linkを試したときはそんなにつらくなかった気がするんですが……。

「ゼンレスゾーンゼロ」も毎回ログインが必要なので、始めるまでが結構手間です。また、フリープランなので自分の番が回ってくるまで待つ必要があります。

イマーシブモードにしておくとドックを隠しておけます。

ログイン時にマウス操作を求められてしまうので、GeForceメニューからキーボードを表示した状態でドラッグ操作をする必要がありました。パズルのピースを合わせるタイプの認証は結構つらい……。

こちらはフリープランなのが影響してるのか、時々引っ掛かりがありました。ゼンレスゾーンゼロもしばらく遊んでいなかったので操作がおぼつかないのですが、タイミングがシビアなゲームでなければ遊べるとは思います。ボタン操作よりもカメラの動きで遅延を感じるのがとても気になりました。

PICOコントローラーはゲームに使用できないので机の上などに置いておくことになりますが、ハンドトラッキングが有効の場合はうっかりウィンドウを閉じてしまったり、マウスクリックの判定が発生してしまう可能性があります。割と大丈夫でしたが念のためにハンドトラッキングを無効にしておくか、GeForce NOWのウィンドウを視界の上の方に配置するといった対策をしておくと誤爆しにくいと思います。

今回は自動設定でプレイしましたが、設定から解像度やビットレートを制限したり、Wi-Fi 7のルーターを用意して遅延を少なくするなどの対策をしておくといくらか快適に遊べそうな気がします。ネットワーク接続以外にも、コントローラーの入力やゲーム内での遅延もありますので、フリープランや特典引き換えでのパフォーマンスプランでお試ししてみるのが良いかと思います。リリース記念の特典が貰える登録期限は2025年2月5日までなのでダウンロードはお早めに。

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