Pixel USB-C イヤホン / earbuds簡易レビュー

GoogleストアでPixel用のUSB-C イヤホン「earbuds」を購入しました。去年出ていた高級なアレではないです。

Pixelシリーズでの利用を推奨されていますが、DAC搭載のイヤホンとなりますので、USB Type-C搭載のスマートフォン・タブレットであれば利用可能です。

どんなイヤホン?

  • イヤホンジャックのない機種を使っている人向け
  • 音にはこだわらない人向け
  • 安価だが品質的に安心して使える
  • 良くも悪くも普通

Googleストアで購入可能だが住所の入力に注意

早速レビューといきたいところですが、最初にちょっとした注意です。

日本のGoogleストアから購入をしましたが、発送は海外からとなり、EXPANSYSが輸入代行をする形で届きました。(軽く調べてみるとEXPANSYSから届くのは前々からよくあることだそう。)

さて、それだけならいいのですが、普通に日本語で書いた住所が向こうで翻訳されてしまい、もはやどこの住所なのかさっぱりわからない状態で発送されていました。名前も完全に別人と化しており、アテになるのは郵便番号と電話番号ぐらいで、配達に来ていただいたヤマトさんを困惑させることとなってしまいました。

幸いにも我が家は頻繁に物を発送することがある関係でヤマト運輸と契約をしており、配達員さんとも顔馴染みなこともあり確認の電話が掛かってくることもなく無事に届いたのですが、かなりメチャクチャな事になっていました。

シンプルな住所や名前なら翻訳されても多分そこまで酷くはならないと思いますが、うちは長ったらしい住所かつ日本人もろくに読めない名前なので……。

Googleストアで買い物をするときは、住所と名前はローマ字で書いておくのが良さそうです。

ちなみに水曜日に購入をして、香港ヤマトを経由して翌週の月曜日には届いたので結構早かったです。

スタンダードなオープンエアー型のイヤホン

AppleのEarPodsのように、オープンエアー型のイヤホンとなります。お値段は3,456円。

中身。

操作説明。

圧迫感はなく、つけ心地は非常に良いです。また、イヤホンのケーブル部分を微調整することで、ループしている部分を耳にフィットさせることができます。ケーブルはしっかりとはまっているので、そっと引っ張って調整しましょう。

この手のイヤホンは電車内で音漏れしてる人をよく見かけますが、アレは音量を上げすぎです。他人はもちろん自分の耳のためにも適切な音量で楽しみましょう。

USB Type-C対応イヤホン

徐々に普及してきたUSB Type-C対応のイヤホンですが、USB-DACと同じような扱いになるので、PCを含むほぼ全てのデバイスで利用できます。対応機種の少ないアナログ出力方式の面倒くさいやつではないです。(※それは規格外)

USB機器として認識され、動作はバッチリ。

手元にあったHTC U11 life(Android One X2)やHTC U12+では、イヤホン接続時にUSB機器接続のダイアログが表示され、通知にはヘッドセットアイコンも表示されました。イヤホンボタンも正常に動作しています。

そういったダイアログが出ない機種も多くありますが、AQUOS Rなどでもバッチリ利用できていますので、安心できそうです。余談ですがWindows 10 Mobileでも動きます。

3ボタンのイヤホン

右側にマイク内臓のコントローラーが搭載されています。一見1ボタン式のものに見えますが、中央のボタン横も押せるようになっており、音量調整がそこで行えるようになっています。

中央のボタンは再生・一時停止で、長押しするとGoogleアシスタントが起動します。左右のボタンは音量調整のみなので、曲送りをしようと長押しすると音量が一気に変わってしまうため要注意。曲送りは中央ボタンをダブルクリックです。(アプリによる)

Android 9.0対応のリアルタイム翻訳については、9.0未満のデバイスで音声翻訳を行う場合とどう違うのかがわからなかったのですが、Android 9.0の場合はヘッドセットモードになるような違いがありました。

自分が喋った日本語は翻訳されてスマートフォンのスピーカーから発され、相手の声は日本語でイヤホン側へ流れてきます。オープンエアー型なのもあって、会話をするという点では楽な感じがあります。

家族に協力してもらって試してみたところ、聞き取りと翻訳の精度はなんとも言えない感じでしたが、ある程度は役に立ちそうです。

24bitハイレゾ対応ではあるが

仕様上は24bitハイレゾ対応のイヤホンとなっていますが、ハイレゾの恩恵が感じられるような音質であるかというと、なんとも言い難い感じです。

オープンエアー型にしては低音はしっかりとしていますが、全体的には価格的にもこんなもんかなといった印象がありました。

しかし、安価なUSB Type-C対応イヤホンとしてはとても良い選択肢だと思います。USB Type-Cのイヤホンは需要がまだないのか、あまりにも売ってなさすぎて辛いものがあります。

イヤホンジャックの無くなった最近のXperiaやHTC機を利用している人なら、気軽に使えるイヤホンとしてひとつぐらい持っていても良いかと思います。これで3,456円だからね、そんなに高いものではないですよ。

変換アダプターもDAC搭載のものだと思われるので、ついでに買っておくといいかもしれませんね。

Pixel スマートフォン用 USB-C デジタル イヤフォン – Google ストア

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