Advent Calendar 8日目です。
軽い気持ちで参加したのですが、皆さん相当高度なことを記事にしていて「やっべぇ、参加するところ間違えた」と冷や汗をかいております。ひえー、なんてこった。
Windows 10 Mobileに関しては、Life with Windows 10 Mobileでたまに執筆させていただいております。予約して購入したMADOSMA Q501や、EveryPhoneを愛用してます。Lumia 950を持ってるのはクラスノミンナニハナイショダヨ
私自身アプリケーションの開発者でもなければ、Windows 10 Mobileについてそこまで詳しい知識を持っているわけでもないので、小ネタで行きます。
スタート画面ネタです。
スタート画面空白活用術

一般的なスタート画面
制約の多いWindows 10 Mobileの中でも貴重な、カスタマイズ可能な要素であるスタート画面。表示するタイル数を増やしてぎっしり詰め込む人もいれば、デフォルトの状態から必要なアプリの挿し替えを行っただけの人もいます。しかし、その中にあえて空白部分を作っている人はあまり見かけないように思います。
スタート画面のタイルは、上から順に詰めていくようなものだと考えがちですが、配置の仕方やサードパーティーのアプリを活用することで、画面下部に集中して配置することも可能です。
アプリを使わず余白を作る
スタート画面をカスタマイズした人なら、タイルを貼り替えていると、ぽっかりとスペースの空いた部分が出来上がることに気付いたことかと思います。
実はこのタイル、横一列のどこかに1つでもタイルがあれば、その下にあるタイル群を上に詰めない仕様となっています。この仕組みを活用すると、次のスクリーンショットのように、画面端に縦1列だけの配置といったことが行えます。

縦一列配置。

同じ要領でL字の配置も。
利き手と反対側に配置したタイルはタップしづらいですし、どうせなら指の届く範囲に必要なものだけを配置しておきたいですよね。指の届かない部分には天気やカレンダーなどのライブタイル対応アプリを置いておくのもありですが、何も置かないのも手です。
それに、壁紙の表示スタイルを「全画面表示の画像」に設定しておけばタイルのない部分は壁紙を見せることができます。逆に、「画像をタイル表示」にしていると、何もない部分は真っ黒か真っ白になります。(色のモードに依存)これはこれでアイデア次第では面白い使い方ができるかもしれません。
アプリを使ってより自由にレイアウト
アプリを使って細工すると、より自由にタイルを配置できます。例えば次のようなレイアウト。
Androidデバイスでよくみかける、下部にアプリを配置して上部に時計を表示するスタイルです。ここまで来るとお気づきかと思いますが、時計とアプリタイルまでの間に「透明な」タイルが配置してあります。Windows Phone/Windows 10 Mobileのアプリには時計をライブタイルとして貼り付けたり、付箋や写真を配置することができるものが存在します。今回はその中から「LalalaTile」というアプリを試してみることにしました。
LalalaTileは本来、1タイルにつき9個まで画像を登録して、ライブタイル機能でスライドショーを行うアプリです。好きな画像でスライドショーが行えるという素敵なアプリですが、今回はちょっと違った用途で利用してみます。
このアプリを使って、「画像未登録」かつ「タイトルにスペース」を入れただけのタイルを作成すると、透明なタイルが出来上がります。この透明タイルを利用してスタート画面のレイアウト調整を行います。もしタイルが単色のままでうまく透明に切り替わってくれないときは、再配置してみるか、設定>個人用設定>スタート>タイルの透明度を少し変えてみたりすると動いてくれる…かも。

タイル名はスペースを入れてしまおう。
ちなみに壁紙を「タイル表示する」設定にしていると、透明タイルは壁紙が見えているだけのタイルとして機能します。
オリジナリティ溢れるスタート画面にしてみよう
LalalaTileの製作者はfugofugo氏。スクリーンショットやサポート言語から察するに、個人製作の国産アプリかと思われます。アクセス権限もインターネット接続のみですので、安心して利用できますね!スタート画面、少しだけこだわってみるのも面白いですよ。
Advent Calendar、明日はbmwandmoreさんです。徐々に増えていく記事が楽しみですね。