HUION初のスリムペン、PW550sを試す

HUIONから最新のペンとなるPW550とPW550sが発売されました。PW550sはHUIONとしては初となるスリムペンです。今のところPW550sだけが購入できるようです。

既存製品と互換性があるようなので、早速購入してみました。

内容物

PW550sペン本体と替え芯10本、芯抜きとクイックスタートガイドが入っています。

替え芯は標準芯とフェルト芯が5本ずつ入っています。鉛筆らしさをアピールしたいのか、フェルト芯が標準装備です。

対応製品

  • Inspiroy 2 S
  • Inspiroy 2 M
  • Inspiroy 2 L
  • Kamvas 22
  • Kamvas 22 Plus
  • Kamvas 24
  • Kamvas 24 Plus
  • Kamvas Pro 13 (2.5K)
  • Kamvas Pro 16 (2.5K)
  • Kamvas Pro 16 (4K)
  • Kamvas Pro 16 (4K) Plus
  • Kamvas Pro 24 (4K)
  • Inspiroy Dial 2
  • Inspiroy Keydial
  • Inspiroy Giano

PenTech 3.0+にアップグレード、より繊細に

最新技術のPenTech 3.0+を使用しているPW550シリーズは、筆圧曲線がよりリニア(線形)になったことで細かな筆圧コントロールがしやすくなりました。

ペン先は細くなり、ペンで隠れる範囲が小さくなってより見やすくなっています。

PW517と比較してもかなりスリムになっています。また、見ての通りホコリも付きにくくなりました。小さなコトですが、嬉しい変化です。

芯は軸の直径1.0mm、長さ21.5mmですが、先端部分は直径1.6mmとなっており、2mmあったPW517の芯よりも0.4mm細くなっています。その為、PW517用の芯は使えません。製品紹介によると芯の直径は1.0mmなのですが、よく見ると軸は少しだけ細くなっているように見えます。

ペンの細さは好みが分かれますが、個人的にはしっくりと来ており、疲れにくく感じます。また、筆圧周りも変化があり、PW517よりも扱いやすいです。残念ながら、手元のKamvas Pro 16(2.5K)では特定方向でしか傾き検知が動作しない不具合を抱えているので、PW550sのスペックをフルに活用は出来ていません。ペンの問題ではないはずなので、他のHUION製液晶ペンタブレットではちゃんと動作する……と信じたいところです。(試す環境がない!)

ワコム用の芯をうっかり差し込まないように

PW517ではワコムのプロペン2用芯を差し込もうとすると、軸が細すぎて引っかかりもしないのですが、PW550sでは引っかかりそうな感じがあります。尚、ワコム用の芯はHUIONの物よりも短いので、うっかり差し込むと抜けなくなりますので試さないようにしてください。

PW550シリーズ用の替え芯はそのうち販売されると思います。

ワコムプロペン2用 ロングタイプ ステンレス芯

こ、これは……。

うん。(無加工)

1mmちょっとはみ出すので、実はロングタイプじゃないのも刺さる(小声
試した結果センサーが壊れたり、抜けなくなっても責任は持てませんので悪しからず。

タイトルとURLをコピーしました