インターネットコンテンツをテレビで楽しもう
第3世代Amazon Fire TVは4K HDR 60Hzに対応。テレビに繋いで、Wi-Fiに接続するだけで大画面でコンテンツを楽しめます。dアニメとか気楽にテレビで楽しめたらいいなってことで、うっかり買いました。
スペックはAmlogic S905Z(Cortex-A53*4 1.5GHz / Mali-450 MP3)に2GBのメモリ、ストレージは8GBです。ポートはテレビ出力用のHDMIと、電源用のmicroUSBがあり、ネットワークは802.11 a/b/g/n/ac 2×2 MIMOとのこと。別売りのイーサネットアダプタを利用すると、有線で10/100 Mbpsでの通信が可能です。
Amlogic S905Zって初耳なんですが、5GHz Wi-Fiのサポートのほか、4K 60Hzでの出力が可能ですし、グラフィックス周りを軽く調べた感じSnapdragon 410よりは遥かに良さそうに見えます。
OSもFire OS 6(Android 7.1.2ベース)なので、動画コンテンツを楽しむための機器としては十分なパフォーマンスが出ているように感じました。
操作はBluetooth接続されたリモコンまたはスマートフォン等で行います。

リモコン用お電池付属。

残念ながらコイル鳴きしてたので使うのはやめた。
テレビに繋いで電源を入れるとセットアップが始まりました。リモコン操作で設定していきます。スマートフォンなどは必要なく、Fire TV単体で完結できました。
Amazonアカウントにログイン済みの状態だったので、ユーザーIDやパスワードは入力不要。これはこれで怖いんですがそれは。
さて、ホーム画面が表示されればあとはお好きなようにコンテンツを楽しむだけなのですが、Steam Linkが試したかったので横道にそれます。
apkを突っ込むぞぉぉ
AndroidデバイスへSteamゲームがミラーリングができる、「Steam Link」ってアプリが最近リリースされました。これをFire TVで試したくなったので、Playストアが利用できる別端末に一度インストールし、そこからapkを引っこ抜きました。(自己責任で)
引っこ抜いたapkをFire TVに転送するのですが、Bluetoothはスマートフォンを認識してくれませんでしたし、ブラウザ経由もダウンロードそのものが機能せず……。色々と試行錯誤の末、ESファイルエクスプローラーでFTPサーバーを立てて、そこに投げ込むことにしました。
無事Steam Linkがインストールできれば、有線接続されているPCからストリーミングするだけですね。Fire TVへコントローラーを接続するのは面倒だったので、PC側に繋ぎっぱなしのまま利用しました。
動作は良好で、たまに引っかかる以外はアクションゲームも割と遊べるといったところ。モンハンぐらいだと若干違和感あるかな?ぐらいで済むのですが、タイミングがシビアなゲームは無理だと思います。
SteamLinkでストリーミングするのは問題なく行えました。しかし、第3世代Fire TVは、Miracastによるディスプレイミラーリングに非対応なので、Fire TV Stickのように標準機能として設定からミラーリングの待機状態にはできないようです。何かしらのアプリで同様のことが行えるとは思いますが、気が向いたときに探してみようかなと……。
面倒なので、他デバイスからのミラーリングが主な目的の場合はFire TV Stickがオススメです。
お値段はそこそこしますので、セールの時を狙うと良さそうですね。基本的にFire TV StickでOKですが、Stickのほうはメモリが1GBになりますので、色々と突っ込んでガッツリ使い込むだとか、4Kのテレビを使っているとかであればFire TVのほうが良いかもしれません。
2020-10-06追記:ひし形のFire TVは販売終了となっており、現在はFire TV Stick(2020)か、Stickの4K版(2018)か、Fire TV Cube(2019)が主な選択肢となります。RAMは無印が1GB、4Kモデルが1.5GB、Cubeが2GBです。
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