2016年のベストバイガジェット!去年もやったアレです。そのときはVersaProでした。保守パーツのあるThinkPad X260いいなぁ…(小声)
今年買ったもの
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まずは今年買ったものをリストアップしてみました。スマートフォンのみ太字にしてあります。あれ、思ってたほど買ってない。追いVersaProや追いiPad mini 2してたりしますが……。(感覚の麻痺)
2016年の私のベストバイガジェットはこれだ!
近頃はどれもいい製品が増えてきたのもあり、正直言って「これがベスト!」ってはっきり言えるものがなくて物凄く迷いました。どれもベストなんだもん。
HTC 10 HTV32
やっぱりなって言われそう。発売当初HTC速報内で絶賛しましたし。で、今回は選択から外そうかと思いましたが、やっぱHTC好きだし仕方ないですね!
ちなみにHTC除いた場合は、Galaxy S6 EdgeかLumia 950あたりになってた模様。去年の機種やねんそれ…。
HTC 10のココがイイ!
所有欲を満たすアルミボディ
国内ではアルミボディのHTCデバイスはHTC J One HTL22以来です。アルミボディの機種を出したときは、大抵防水絡みだとかその他日本向け機能だとか、肝心なところがすっぽ抜けてて売れてなかったような気がしますが、ともかくアルミボディ再びです。ホームボタン部に指紋センサーが搭載されたのに伴い、ナビキーはタッチキーになりました。HTC One A9はオンスクリーンキーだったんですけれどね。
カラーはカメリアレッドを選びましたが、カーボングレイやトパーズゴールドも捨てがたい魅力のあるカラーです。言葉では伝わらないような部分もあるので、是非店頭でチェックしてみてください。できればケースを付けずに裸のまま使いたい機種なのですが、傷がつくのも悲しいのでぶ厚めのクリアケースをつけています。う~ん。
最適化により高パフォーマンスな仕上がりに
HTC曰く、HTC One M9比で50%のタッチレスポンス向上し、最適化によりアプリは2倍早く起動できるようになったとあります。厳密に比較したことはありませんし、本当に早くなったのかはデータを示してまで言えませんが、体感としてはすこぶる良くなったように思います。
ゲームをプレイしていても入力を取りこぼすことはなくなりましたし、タッチ関連は端末起因でイラッと来るようなことはないです。デレステするにも最適、最高。HTC 10にしてからフルコン出来る曲が増えました。
他の機種と比較すると余計なアプリがインストールされてないこともあり、キビキビ動いてくれるようにも思います。過去のHTCデバイスと比較しても満足の行くレスポンスなので、劇的に良くなったと言ってもいいかもしれません。更にBoost+の最適化(旧ゲームバッテリーブースター)機能を使えば、解像度を75%落としてアプリが実行できますので鬼に金棒。電池の消費も小さいため、高パフォーマンスと省電力性も上手く両立できているのではないでしょうか。
そうそう、近頃のHTCはAOSPライクなインターフェースになっていることもあり、昔と違って見た目上のカスタマイズはあまりされないようになりましたよね。「それらしさ」というものが減ったものの、その分動作の最適化などを行っているようなので好印象です。簡素にした分だけアップデートも積極的にして欲しいですが、急いだせいでトラブルが起きても嫌なので、そこはちゃんと作り込んで欲しいところです。今のところau向けはグローバル向けのアップデートを幾つかまとめて行っているような感じになっているようですが、今後どうなるのやら。期待してます。
HTCらしからぬ綺麗なカメラ
「HTCらしからぬ」ってすっごく失礼な言い方なんですけど、それぐらい綺麗なカメラです。個人的にはパフォーマンスよりも、こっちを評価したいなと思っています。明るいところも暗いところも、写真の写りはとても良いです。Nexus 5X/6Pで使われていたIMX377センサーを用いており、画質に関してはDxOMarkのお墨付き。IMX378を利用しているPixelはHTC 10よりもより良くなったと聞いていますが、国内では販売されていませんし、カメラ周りのトラブルが起きている様子。スマホカメラではありますが、HTC 10をカメラ目当てで買うのもありだと思います。安いし。
個人的にかなり満足していますので、最近は記事に用いる写真をHTC 10で撮っています。まぁ、ブログに上げた時点でめっちゃ圧縮かかっちゃうんで画質もクソもないんですけどね……。
Qualcomm標準のDACでの最高音質
HTC 10はLG Electronicsのisai BeatのようにESS製のクアッドDACを搭載しているだとか、詳細な音量調整やソフトウェア面での細かな気遣いはありません。音質で勝負すると恐らく敵わないでしょう。しかし、Snapdragon 820で用いられているQualcomm Aqstic オーディオコーデックを活用している機種としては最高峰の性能を有しています。また、Snapdragonと統合されていることもあり、追加のコストを必要とせずに音質と省電力性の双方のメリットが得られることも期待できます。
まぁそんな難しい話は置いておいて、単純に良い音だと感じられる出来だと思います。HTC J butterfly HTV31もそうでしたが、あの頃からHTCのヘッドホン・イヤホン出力での音質はかなり向上しています。HTC One M8やHTC J buttefly HTL23で満足していたのが恥ずかしいって感じてしまうぐらい良い音で聴けます。
HTCは昔から音に拘りを持った製品を出していて、僕が初めて購入した携帯電話である、HTC Desire HD 001HTのときにはDolby MobileやSRS WOW HDといったエンハンサーを標準で搭載していました。どっかの鈍器3Dのようにエンハンサーがおかしくなったりとノイジーな時期もありましたが、そのスタンスは変わっていないんだなって思います。大昔っから爆音でブートサウンドをかましてくれるいいやつです。ホント。
爆音と言えばHTC J Oneで好評だった前面ステレオスピーカーですが、HTC 10ではウーファーとツイーターに分離して、尚且つステレオスピーカーというスマートフォンとしては変態的な構成になっています。
大きめの音で使う分には問題ないのですが、小さめの音量で使っていると左右のバランスの差が気になるかもしれません。ただ、ウーファーとツイーターに分かれて実装しているだけのことはあり、適切な音量設定であれば空間全体に伝わるような迫力のあるサウンドが楽しめます。近所迷惑注意。
ちなみにHTC 10の後に出たiPhone 7も、底面スピーカーと通話用スピーカーでステレオスピーカーとしています。iPhone 7はウーファーとツイーターに分けたりはしてませんが、左右のスピーカーがHTC 10と同じ配置であるため、やっぱり定位に違和感を感じるんだとかなんとか。
USB Type-C採用。ケーブルも付属品にバッチリついてくる!
最近のスマートフォンはコスト削減なのか、ACアダプターとUSBケーブルを付属品に含めなくなりました。これまでであれば、日常的に利用しているmicroUSBケーブルと充電器を引き続き使えば良いですが、HTC 10はリバーシブル仕様のUSB Type-C規格を採用しています。普通は別途充電器一式を購入しなければなりませんが、HTC 10は急速充電(Quick Chage 3.0)対応のACアダプターとUSB Type-Cのケーブルが付属品としてついてきます。
今後増えてくるType-Cの製品のことを考えると、始めの頃は付属品としてつけて欲しいものがありますし、HTCがそういう選択をしてくれたことは非常に嬉しいことです。また、USB Type-C規格は出たばかりということもあり、規格外のケーブルが出回っていることがあります。
通販で購入できる海外メーカー製品はもちろんのこと、国内の著名なメーカーですら規格に則していないものを出しています。そういった規格外ケーブルを利用すると、急速充電非対応のACアダプター利用時に過剰な電力を要求してしまったりだとか、最悪の場合機器を破損させてしまうことがあります。なので、メーカーが付属品として充電器一式をつけてくれるのは安心感がありますね。
もちろんキャリア側がオプションとして案内してくれるとは思いますが、追加であれもこれもと買わされるのはなんだかなぁ…って人も居ますからね。
ドコモでもバッチリ
ドコモで用いられているLTE Band 19や21に対応している他、キャリアアグリゲーションも行えるようになっています。3G(W-CDMA)についてもBand Ⅰに加えてBand VI/XIXに対応していることから、FOMAプラスエリアでもバリバリバンバンつながることでしょう。
今のところ通話が繋がりにくいであるとか、聞き取りづらいといったことは遭遇していませんし、auモデルでありながらドコモでも快適に使えるという不思議な仕様です。強いて挙げるならば、ドコモのVoLTEは利用できないという点が惜しい部分でしょうか。
反面、SoftBankで利用しようとなるとLTE Band 8やW-CDMA Band XI/VIIIには対応していないので、ドコモ運用ほどの快適さは期待できないと思います。SIMロック解除してMVNO運用ってのもおすすめできる使い方です。
スクショがHTV32であって、HTV32じゃないので説得力無いんですがね。
HTC 10のココがアカン
良くも悪くもグローバル仕様
前機種であるHTC J butterfly HTV31と比較してみると、ワンセグ・フルセグ非対応であるとか、おサイフケータイが使えない、防水がIPX5/IPX7からIPX3へと幾つかの点でランクダウンしています。(防塵については引き続きIP5Xです。)
国内で見かけるSIMフリースマートフォンとして見るならば何ら問題のない設計ですが、キャリアから出ているフラッグシップモデルとして見ると物足りなさを感じてしまいます。
基本的な部分はしっかりとした出来ですし、価格も安価で求めやすいのですが、惜しいです。グローバル仕様な分、アップデートが早ければいいのですが、今のところグローバル版でのアップデート内容数回分をまとめてアップデートする方式をとっているようです。今後どうなるのかが気になるところです。au自体もアップデートに力を入れ始めたようにも見えますし…?(SHARPが頑張り始めただけ?)
NFC読めねぇ!
HTC 10はType BのNFCを搭載していますが、全然読み取ることが出来ません。どういうことかと言うと、交通系ICカードは読み取れませんが、au WALLETのようなシンプルなNFCカードや電源の入った機器同士は読み取れます。これはモバイルSuicaを利用していないユーザーであっても、TOICAの残額などを確認したいってときに困ってしまう致命的(?)な問題です。
規格的に交通系ICカードの読み取りは可能なのですが、どうにもアンテナの位置というか感度が悪い様子。これはHTC One A9も同様の問題があり、NFCタグは読めるものの、FeliCa絡みのカードは軒並みNGです。HTC One M9までは問題なかっただけに今後が不安になる部分です。今後、FeliCa対応の機種を出してきたとき、「FeliCaの達人」しなきゃいけないのは嫌ですよ?
白ロムも狙い目
普通に機種変更などで契約してもかなり安いですが、実は白ロムでも5万円切ってます。もっとも、SIMロック解除のためには機種購入日から181日経過している必要がありますが。ちなみに発売日購入していると、ちょうど昨日か今日あたりがSIMロック解除可能な日になりますね。
HTV32は9月に大幅値下げをしたのですが、今5万円未満で出回ってる白ロムは5月末まで解除できないものが多いようです。IMEIさえわかればauのSIMロック解除判定ページでチェックできますので、購入する際はそちらもお忘れなく。(auの方針変わって解除不可になってもHTCだからなんとでもなる…)
カメラやオーディオの良さはもちろんのこと、防水もIPX3相当はありますので小雨程度なら気をつかう必要もないです。(ホントかー?)
Advent Calendar、明日はkazukiti_28さんですね。何を選ぶのかな?
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