ちょっと前にVersaPro タイプVB(VK26M/B-F)の完動品を調達したんですが、HDDスロットの蓋を開けてみたらSATAケーブルが付いてないじゃないですかー、やだー!
元々mSATAに120GBのSSDは接続されていましたが、2.5インチHDDが入っていたであろう場所には空間だけがあってケーブルがない……。SSD増設できないやん……。
ってことで、大須でジャンクを拾ってきて部品取りすることにしました。メモリなしHDDなし起動不可ってやつがあったので買いました。
ちなみに、なんでコイツなのかというと、分厚いけど割と軽いこととあんまり高くないことが理由ですかね。あとLinux難なく動きそう。(普通に動いた)
分解にあたっては以下のサイトを参考にいたしました。なので詳細は端折ります。
NECノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)本体分解方法(メモリ増設・メモリ交換等)|PC(ハード)|one’s way
とりあえずバラす
まずはSATAケーブルの安否を確認をします。
あった。
早速分解して回収します。
ドライバー1本で容易に分解できたのでよかったです。キーボードにカード挟んでバキバキはやりたいくないんで……ん????
メモリあるやん!!!!
奥深くのスロット2には4GBのメモリが残ってました、ラッキー。
さて、ジャンクからはパーツを回収したので、同じ要領で本命のほうを分解します。
指紋センサー付きモデルなので
分解手順は一緒ですが、指紋センサー付いてるモデルなのでフラットケーブルが1つ多いです。
一番左側の細いやつですね。キーボード外す前に外しておきましょう。ちなみに回収したSATAケーブルは右端の白いコネクタ部分に取り付けます。
ついでにWLANモジュールも替える
実はジャンクのVersaProと一緒にジャンクのWLANモジュールも買いました。
「BCM94313HMGB」というやつで、元々ささってたモジュールと違ってBluetooth 4.0が使えます。そうなんです、Bluetooth載って無くて使えなかったんですよ。
Amazonにあった説明だと「Broadcom 4313GN 802.11b/g/n 1×1 WiFi and 20702 Bluetooth 4.0 combination adapter」だとかなんとか。あ、商品はこれですね。
Amazon |
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で、元々あったこれを。
取り替え。
動く。
SSDも追加。
Linuxでの動作
BCM94313HMGB、Ubuntu 17.10.1でWi-Fi・Bluetooth共に問題なく動作しています。VK26M/B-F自体、画面輝度調整やスリープ等、特に不具合もないようで。
おま、Legacyになっとるやんけ!!
お店の人がWindows 10 Proをセットアップしておいてくれたようなのですが、何故かLegacyモードで入ってました。
mSATA側のSSDも確認するとバッチリMBR……。別にこれでも困らないけど………。
UEFIで動かしたい…動かしたくない?
MBR2GPTで変換しよう
こういうめっちゃえらいやつがあるらしく、サクッと使いました。
予めdiskpartでlist diskしてシステムドライブの番号を把握しておき、「mbr2gpt /convert /disk:番号 /allowFullOS」で一発です。所要時間10秒かからないぐらい。
実行するとディスクがGPT変換され、EFIパーティションがCドライブの後ろ100MBを削って出現します。
あとはブートモードをUEFIに変更するだけです。

※写真はGPT変換前のもの
メッチャ楽……。
結果として240GBのSSDが1台追加、メモリが4GBから8GBに。そしてBluetooth 4.0の追加がされました。
あとは標準サイズのバッテリーを1つ。17%劣化した状態だったので十分使えます。暫く愛用しようかと思います。