Aterm AM-AX1800HPに買い換えた

AM-AX1800HP(PA-WX1800HP)は、Wi-Fi 6に対応したメッシュルーターです。Amazonでは2台、3台セットで販売されており、メッシュネットワークでの利用を前提とした製品となっています。

今回はこちらを単品で購入しました。そう、メッシュで使う気が全くありません。

メッシュ対応!でも今回は使わないよ

我が家はコンクリの壁が厚く、HGWのある客間から隣のリビングに電波を飛ばすことが難しいです。かといってバックホールを有線にしてメッシュネットワークを構築したとしても、スマホ等の接続機器はほぼリビングでしか使いません。つまり、あまり移動を行わない為、わざわざ機器を買い揃えてまでメッシュを組む必要性が感じられないのです。

今のところ、各部屋にアクセスポイントを設置してある状態となっています。飛ばしているSSIDは異なってしまいますが、いつまでも弱い電波を掴んだまま離さないということもありませんので気にしていません。

メッシュを組む利点としては、メッシュ内のどこかで障害が発生しても迂回路があるという信頼性の高さがあります。また、我が家のように面倒くさい状況でなければ、無線でネットワーク構築ができますので、何十メートルものLANケーブルの取り回しで悩むこともないでしょう。既にWi-Fiの中継器を使っている家なら、それらをメッシュ対応機器に置き換えると最適な状態で接続されるように自動調整が入りますので、快適になることが期待できます。

自己満足!SoCだけを見るルーター探し

これまでルーターとして使ってきたのが、同じくNECのWG2600HP3です。安定して動作しており、処理能力も多分足りていたとは思います。

しかし、そろそろ3年ぐらいになることや、Wi-Fi 6対応機器が増えてきたこともあって、新調したいなと考えました。どうせ新調するならQualcommのSoCを載せたものにしたい!今よりも処理性能の高いものにしたい!という謎のこだわりにより製品探しが始まりました。

WG2600HP3はIPQ8062搭載

WG2600HP3に搭載されているのはQualcommの「IPQ8062」のようです。Krait 300 1.0GHzのデュアルコアに、デュアルコア550MHzのネットワークアクセラレータが組み合わさったものとのこと。これを何も考えずにWX3600HPなどへと買い換えると、MediaTekの「MT7622」になってしまします。こちらはCortex-A53 1.35GHzのデュアルコアですね。うーん、Qualcommのがいいなぁ。(これといった理由はない)

IPQ8062 | Qualcomm
MT7622
MediaTek is another name for incredible innovation that powers the brands you love. From smartphones to smart homes, we are always by your side.

IPQ6018って?

で、Qualcomm製でもう少し上はと探してみると、WX1800HPには「IPQ6018」が搭載されているらしい……。ということで調べてみたものの、Qualcomm公式サイトにある「Networking Pro 400 プラットフォーム」にはIPQ6010とIPQ6028のことしか記載されておらず、IPQ6018とは?と悩むことに。

Networking Pro 400 Platform | Qualcomm

リファレンスボードのスペック表や海外のwikiといった情報によると、IPQ6018はCortex-A53 1.8GHzのクアッドコアに1.5GHzのNPUが搭載されているという構成のようです。

Qualcomm
General information Official website: substantially more information, see: • Qualcomm on Wikipedia. FCC grantee code This...

Krait 300デュアルコアとCortex-A53クアッドコアの比較となると、Snapdragon 400と410の関係が近そうな感じでしょうか。スマホではなくルーターなので単純比較は難しいですが、性能が下がっているということは考えにくいです。もっと上を見ると、「IPQ807x」のWX6000HPがあるようですが予算オーバーでした。

あ、ルータ デバイスメモ役立ちました。ありがとうございます。

ルータ デバイスメモ

届いたので開封

というわけで、AX1800HPもといWX1800HPを購入しました。

箱です。

中身です。

おにぎりです。

背面です。

はい。とてもシンプルですね。いやぁ、うん、かわいい。白色で三角形だったのでおにぎりって言ったけど、形状的にはメトロノームですね。

WG2600HP3との比較

製品名 WX1800HP WG2600HP3
アンテナ数 2×2(5GHz) 4×4(5GHz)
2×2(2.4GHz) 4×4(2.4GHz)
無線LAN伝送速度 1201Mbps(11ax/5GHz) 1733Mbps(11ac/5GHz)
574Mbps(11ax/2.4GHz) 800Mbps(11n/2.4GHz)
有線LAN 1Gbps(WAN) 1Gbps(WAN)
1Gbps(LAN)(1ポート) 1Gbps(LAN)(4ポート
メッシュ中継機能 対応 ×
OFDMA 対応 ×
MU-MIMO 対応 対応
TWT 対応 ×
ビームフォーミング 対応
オートチャネルセレクト 対応 対応
バンドステアリング 対応 対応
QoS ×
搭載SoC IPQ6018(1.8GHzクアッド) IPQ8062(1.0GHzデュアル)

え?性能下がってないかって?無線はオマケぐらいのつもりで買ったのでこれでええねん。しかしメッシュ前提なのでLANポートが1つだけというのもなかなか……。

無線ルーターはSoCの善し悪しで性能が決まるようなものではなさそうですし、完全に自己満足な感じの買い替えとなりました。いいんです、これで。

管理画面は鈍い

早速ですが、WG2600HP3比で管理画面の反応が鈍いです。画面そのものが出てくるのが遅いというより、設定項目が表示されてから実際に操作できるまでが非常に遅いです。

読み込み中、まだ操作はできない。

読み込み完了、やっと操作できる。

設定ページにもよりますが、設定値が反映されてトグルスイッチが表示されるまで5秒以上掛かってます。ファームウェアバージョン2.5.0でも待たされる状況に変化はないです。はて……。

気になったのはそのぐらいでしょうか。ウェブサイトの閲覧などに支障をきたすわけではありませんので、初期設定してるときだけの辛抱ですね。

速くなったのか

わからない……。(それはそう)

「フレッツ光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」で「ZOOT NATIVE(IPv6 IPoE接続 transix)」という契約で利用しており、最も調子が良くて網内下り350Mbpsぐらいの環境なのでルーターの変更で速くなる要素はないです。もちろん無線ではなく有線での測定です。

むしろ若干遅くなったような気がしないでもないのですが、変更前と変更後で時間帯が異なるので分からないですね。そもそもスピードテストのような外部サービスは測定したその時によってパフォーマンスが変わってくるのでアテにすることはできません。

Cloudflareのスピードテストでは515Mbpsとか出ましたが、日常的に測ってるわけでもないのでやはり参考にすることができません。

な、なんて役に立たないレビューなんだ……!

あ、でも有線は特に変化がありませんでしたが、無線は予想外な出来でしたね。無線は一部屋だけカバーできれば良いと思っていたのですが、5GHz帯(11ax)でもしっかり飛んでいます。隣の部屋の端っこまで移動しても電波を拾うことができて、速度も60Mbpsちょっと出ています。(※至近距離のAPでは350Mbps以上出せる状態で)

総評

クアッドコアのCortex-A53になったっぽい、満足。(※内部は未確認)

メーカーが公表してない中身(SoC等)を目的に家庭用ルーターを買う人はそうそう居ないことでしょう。今回は完全に自己満足で変な買い方をしましたが、結果としては良かったかなと思います。一応無線ルーターとして見ると控えめな構成で、上位モデルというわけではありません。ウリであるメッシュ中継機能を使わないとなると、何のために買うのかとなりそうです。LANポートもひとつです。

そこを承知のうえで単品購入するのなら多分大丈夫でしょう。メッシュで運用する場合の安定性などは分かりませんが、単体で利用したときの電波の飛びは思っていたよりも良かったです。

また、見た目も気に入っています。三角のデザインは特徴的で良い感じだと思いますし、メッシュ運用であちこちに設置する際にはどこでも気軽に置けそうです。真っ黒だったりすると、見えるところに置くには抵抗感ありますからね。まだ運用初日なのですが、ひとまず買って良かったとは思います。

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