Lenovoから中国向けに販売されている、「XiaoXin Pad Pro(TB-J706F)」を購入しました。名前がXiaomiっぽいですがLenovoです。
国内では、グローバルモデルとして「Lenovo Tab P11 Pro」やNECから「LAVIE T1195/BAS」として販売されています。ソフトウェアが異なる以外はほぼ同一のハードウェアらしく、オプションのキーボードやペンは相互に利用が可能です。
尚、現在はXiaoXin Pad Pro 2021(TB-J716F)やXiaoXin Pad Plus(TB-J616F)が販売されています。もしXiaoXin Padを購入検討される場合は、そちらもチェックすることをお勧めします。
最初にお詫びをしておきますが、中身がグローバル版化されて届いた状態だったので、「Lenovo P11 Pro化したXiaoXin Pad Pro 2020」としてのレビューとなります。予めご了承ください。
良かった点
- Lenovo Tab P11 Proよりも安価でほぼ同一のハードウェア
- 発売当時のAndroidタブレットとしては高性能な部類
- 発色の良いディスプレイと迫力のあるスピーカー
- MPP対応のペンが使える
- フリーフォームのマルチウィンドウが利用可能(作業モード)
- 周辺機器フルセットでも1kg未満
悪かった点
- グローバルROMを焼くとCTS認証が通ってない(とはいえ現状Googleのアプリ・サービスは利用可能)(国コードの変更で対応可能)
- アップデートで起動しなくなる可能性がある(運悪くそうなった場合リージョンロックの解除が必要)
- 作業モードが不安定(それ程酷くは感じていない)
CLIP STUDIO PAINTはペンが正しく動作しない(現在は修正されました!)
フラットなボディに4つのスピーカー、イヤホンジャックは無し
アルミ製のフラットな形状が特徴です。iPad Pro意識してそうだなぁって感じの雰囲気がありますね。
カメラは2眼(標準・広角)でイヤホンジャックはありません。充電ポートはUSB 3.1 Gen1のType-Cです。その他にはmicroSDスロットと、専用キーボード用のスマートコネクタがあります。
Dolby Atmosを利用しているJBLのスピーカーは4基搭載されているので、臨場感のあるサウンドが楽しめます。
イヤホンジャックがないので、変換アダプターである「Lenovo USB-C to 3.5mm Adapter」が付属します。こちらは、24bit/96kHzまで対応していることを確認しました。PCで認識するため、内部にDACを搭載したちゃんとアダプターです。
11.5インチOLED搭載
11.5インチ(2560×1600)のOLEDを搭載しています。
カラーモードは、「AMOLED広色域」「DCI-P3」「sRGB」が選べます。色温度もカラーホイール上での設定や、「暖かい」「冷たい」の2択が選べます。元に戻すときは「標準」を選択します。
殆どの状況において気になることはないと思いますが、ペンタイル配列だと思われるため、至近距離で見ると粗さを感じます。特に設定画面を開いたときに少し粗さを感じるかもしれません。
カメラはおまけ程度
5~6万円台のAndroidやWindowsのタブレットでカメラがとても良かった事はまずないです。多少悪かろうといつものことです。
料理はそんなに美味しそうに撮れないのですが、記録用としては十分なレベルです。広角カメラ付きな点も使い勝手は良いです。
Snapdragon 730G搭載、余裕のあるタブレット
XiaoXin Pad ProはSnapdragon 730Gに6GBのメモリを搭載しており、普段使いはもちろんちょっとしたゲーム用途でも十分に利用できる性能となっています。
Snapdragon 730Gは、Snapdragon 720Gと何が違うのかというところですが、微妙に性能が違う様子。
Snapdragon 730G | Snapdragon 720G | |
---|---|---|
型番 | SM7150-AB | SM7125 |
CPU | Kryo 470 Gold@2.2GHz(2コアCortex-A76) | Kryo 465 Gold@2.3GHz(2コアCortex-A76) |
Kryo 470 Silver@1.8GHz(6コアCortex-A55) | Kryo 465 Silver@1.8GHz(6コアCortex-A55) | |
GPU | Adreno 618@700MHz | Adreno 618@750MHz |
DSP | Hexagon 688 | Hexagon 692 |
ISP | Spectra 350 | Spectra 350L |
Audio | WCD9341 | WCD9385 |
Display | QHD+(3360×1440) | FHD+(2520×1080@ 90/120Hz) |
発表 | 2019年4月 | 2020年1月 |
QualcommのサイトにあるPDFを眺めながら大雑把に比較してみましたが、甲乙付け難い感じです。GPUの周波数は手元の実機での確認になります。720Gか、それとも730Gかと些細なことで悩むぐらいであれば800番台へ行きましょう。Galaxy TabやXiaoXin Pad Pro 2021がありますよ。
冗談はさておき、Snapdragon Elite Gamingに対応したG付きのSoCということもあり、ある程度のゲームは快適に動いてくれます。Snapdragon 820以上835未満ぐらいでしょうか、ウマ娘ぐらいであればサクサクと動いてくれますが、原神を本腰を入れて遊ぼうと思うとちょっと辛いかもぐらいの性能です。
メモリはゲームだけで使い切ることはまずないので、6GBもあれば十分すぎるぐらいです。録画を同時に行うとガッツリ持っていかれますが。
中身がLenovo Tab P11 Pro?
今回、Banggoodから購入した本機は届いた時点でOSが書き換えられており、グローバルモデル化(Rest Of the World版のファームウェア)されていました。
Playプロテクト認定ステータスが未認証
本来であればZUIが使われている中国版のROMが入っているはずですが、グローバル版はAOSPライクなUIとなっています。
その代償としてCTSが通らなくなっており、Playストアの設定を確認すると、Playプロテクト認定の欄で「認証されていません」と表示されます。
元々GMSが入っていないはず(※)のデバイスに、GMS入りのROMを焼いたからといって、それらを使用する権利を得られるわけではないのでこの事に文句を言える立場ではないです。まぁそのへんの話は置いておくとして、これは国コードの変更をすると直ります。
技適は「Lenovo TB-J706F」として通っていて本体にもTB-J706Fの型番は刻印されているのですが、中身を書き換えてあるのでなんとも微妙なところ。
ところでGoogleのサポートリストには入ってるみたいなんですよね、XiaoXin Pad。
(※中国版のファームウェアでの情報が少ないために「はず」と表記しました。しかし、後ほど実機で確認したところアップデートでGoogle Play 開発者サービスがプリインストールされるようになりました。)
国コードを変更してPlayプロテクト認定を通す
※ユーザーデータの削除が行われますのでバックアップを取ってください
自己責任でお願いします。
設定アプリを開き、右上の検索ボタンを押して「####6030#」と入力すると国コードの変更が行えます。
出てきたダイアログで、国コードを日本に変更します。
OKを押すと確認ダイアログが出ますので、問題なければOKを押します。
OKを押すと再起動が掛かり、全データが消去されます。
再起動後、初期設定を済ませて確認したところ、Playプロテクト認定ステータスが認定となりました。元々の設定を確認し忘れましたが、恐らく中国に設定されていたのではないかと思われます。
Netflixアプリのインストールと起動までは確認しました。DRM Infoで確認した限りではWidevineはL1のままですが、実際にHDで再生可能かは分かりません。
アップデートは可能?
バージョン201229のOTAは受信して適用できましたが、4月13日頃に公開されたバージョン210326は、4月18日時点でOTAを受信する気配が全く無かったので、全リセットして手動で焼きました。
- (4月29日追記:ちゃんとOTA降ってきたらしい)
- (5月28日追記:18日頃公開された210430のOTA受信・適用を手元で確認)
Rescue and Smart Assistant(LMSA)で焼くとbootloaderで立ち往生して起動しませんでしたので、もうひとつの方法で焼く必要があります。(ファームウェアのダウンロードまではLMSAを利用してもOK)
一応、セキュリティという点については、Lenovo Tab P11 Proは2023年11月1日まではセキュリティアップデートが提供されることになっています。アップグレードサポートは2022年9月30日までです。
また、2021年10月にはAndroid 11へのアップデートが行われました。
以降のレビューは「TB-J706F_S241015_210326_ROW」(以下バージョン210326と表記)のものとなります。バージョン201229との差異に気がついた部分は明記します。
中国版に戻せる?
ZUIを搭載する、XiaoXin Pad本来のファームウェア(SHA-1チェックサムはF462A963FD22B34EFB39696629AF1CAA2451DFF9でした)を見つけたので焼いてみましたが、ZUI 12.5(Android 11)のアップデート後に配信された小さなアップデートを適用したところで壊れました。「The current system is not compatible with the hardware.」と表示され、起動しなくなります。
調べてみたところ、どうやらリージョンエラーで起動できないようです。NV item 6858の02(GlobalLock)となっている部分を00(UnLock)か01(ChinaLock)に書き換えると起動するかと思われます。逆にROWバージョンを使用していて起動しなくなった場合は02に書き換えると起動するようです。
以下はTB-J606Fでの情報ですが、TB-J706Fでも同様とのこと。

グローバル版からZUI 13に戻したので記事を書きました。

指紋認証と顔認証に対応
指紋認証と、顔認証に対応しています。
指紋センサーは電源ボタンと兼用ですが、出っ張っていないタイプなので、どこにあるか慣れるまでは手探りになるかもしれません。
顔認証は遅めでしたが、バージョン210326からは顔認証の速度も向上したように感じます。実用的な速度になっています。
LAVIE用のキーボードが利用可能
LAVIE T1195/BAS用のキーボードが動作します。本体下部にあるスマートコネクタでの接続となり、接続設定やキーボード側の電源は不要です。キーボードとタブレット本体は磁力でくっつく方式で、そう簡単には外れないほか、キーボードをそのまま閉じればタブレットはスリープします。
Gboardでも利用できますが、ATOKでないと全角半角キーが動作しませんでした。他にも使いどころに困るキーが幾つかある日本語配列キーボードとなりますが、それは些細なことです。
VersaPro VT付属のキーボードと似ていたので比較してみました。キーストロークはそれなりにありますが、キーが薄っぺらく平坦なので少し打ちづらい感じがします。
その他付属品として背面に取り付けるスタンドカバーがあります。磁力でピタッとくっつくタイプのものです。ただ、付属の保護フィルムは指紋がかなり目立つ感じで指滑りも悪いので、そこだけは別途調達したほうが良いかもしれません。僕はPDA工房の9H高硬度(反射低減)フィルムを盛大に失敗しながら貼りました。泣いてますが品質には満足してます。
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タブレットとキーボードを開く場合は、先に背面のスタンドを開けて立て掛けた状態にしてから、キーボード側を手前に下ろすようにするとスムーズに開きます。
キーボードとカバーをフルセットで装備すると、本体重量は約926g(フィルム込み)でした。
専用ペンが利用可能
Lenovo・NECの専用ペンが利用可能な他、MPP 2.0対応のペンが使えました。Surfaceペンなどが使えます。Bamboo InkもMPPモードでのみ動作します、AESだと動作しません。
詳細は別記事で。

CLIP STUDIO PAINTで利用すると奇妙な挙動をするのがネックです。最新のファームウェア(210804)とCLIPSTUDIO PAINT(1.11.1)の組み合わせでは大丈夫なようです。多分直ってます。
また、バージョン210326からはペン先にカーソルが出なくなりました。そしてAndroid 11(210910)になってからまたカーソルが復活しました。カーソルのオン・オフ機能はありません。
マルチタスクに特化した作業モード
専用キーボードを接続する、または手動で有効にすることで「作業モード(生産性モード)」へ切り替わります。
設定内では「作業モード」と呼ばれていますが、非対応のアプリを立ち上げたときは「生産性モードではサポートされません」と表記されているため、かなりの表記揺れがあります。(バージョン210326からはプロダクティビティモードと表記)英語表記では「Productivity Mode」でNEC版も「プロダクティビティモード」です。
さて、色々な呼び方があるこちらの機能、とりあえず作業モードと呼んでおきますが、各アプリをウィンドウモードで利用できるようになるマルチタスク特化のモードとなります。
アプリを複数立ち上げておける
作業モードに切り替えると、Windowsにおけるタスクバーのようなもの(システムナビゲーション)が固定表示され、左側から順に3ボタンナビゲーション、アプリ一覧のボタンが用意されます。
フォアグラウンドに表示しておけるアプリは6つまでで、7つ目を立ち上げると一番最初に起動したアプリが最小化されます。(Android 11では制限撤廃されている様子)
タスクバーのアプリアイコンを長押しすると、システムナビゲーションにピン留めすることができるので、普段使うアプリはここにピン留めしておくと便利そうです。
ウィンドウの調整はコツが要る
端の部分をドラッグするとウィンドウサイズを変更できますが、ウィンドウの枠を触ろうとすると上手くいきません。マウスカーソルを近づけてみると気がつくと思いますが、判定がウィンドウの外にあるので、ウィンドウのすぐ横を触って操作すると上手くサイズ変更ができます。
ウィンドウを端まで持っていくと2分割サイズになります。ウィンドウのサイズ調整は少しやりにくいので、1:2ぐらいにしたいときは、先に片方のアプリを小さくしてからもう片方のアプリを大きくするとよさそうです。先に1:1で2アプリ配置するとサイズ調整できませんでした。
タイトルバーの大きさはOSの表示サイズ依存なので、表示サイズを小さくすると連動して小さくなります。全画面表示ボタンは対応しているアプリのみ押せるようになっているので、基本的に使えないものと見てよいでしょう。
基本的にアプリは同時動作
WindowsなどのOSを使っているときと同じように、一時停止することなく複数同時に動作しているように見えます。(Android 10なので、表に出ているものは全てRESUMED状態。)
どのウィンドウがアクティブかを気にする場面はなく、PCを使っているときと同じ感覚で利用できます。
ゲームなども同時に動作するので、基本的に眺めてるだけのものとは相性が良さそうです。
プリコネも一時停止はしませんが、プリコネは戦闘中に限りステータスバーを降ろすだけでもポーズが掛かる仕様になっているので、フルオートで眺めながら他のタスクは行なえませんでした。(実は戦闘開始前のロード中に他のアプリに切り替えていればポーズ判定はされない。)ウマ娘もレース中以外はポーズメニューは出ませんので、調べ物をしながら遊ぶこともできます。(作業モードの状態からでは起動しませんが。)
キーボード接続時に自動的にONにしないようにする
以前はなかった気がするのですが、最近のアップデート(210601あたり?)で増えたようです。
設定→作業モードからオフにすれば、専用キーボードを接続しても作業モードになりません。
不安定さは残る
そこそこ便利な機能ではありますが、利用中にアプリが落ちたり、ウィンドウのサイズと位置が初期状態に戻ったりすることがあります。
特殊な例としては、ウマ娘はChromebookと同様にフルスクリーンでないと起動しませんので、立ち上がってから作業モードに切り替える必要がありますが、「ジェスチャーナビゲーション」や「2ボタンナビゲーション」の状態で、一度通常モードで起動してから作業モードを有効にすると、フリーズした後に強制終了します。
作業モードに切り替えると、「3ボタンナビゲーション」に強制変更されるので、そのときにアプリがクラッシュするようです。
決して頻繁ではありませんが、使用期間1ヶ月未満という短期間で作業モードが起動しなくなったり、作業モード時にアプリが起動しなくなる状況を経験したので、まだ「安心して使える」というレベルではないです。
通常モードを3ボタンナビゲーションのままにしつつ、設定の変更も通常モードで行うなど、作業モード中に余計なことをしない方が良さそうだと感じました。
とはいえ、いまのところ手元の環境でよく壊れるのがChromeだけなので、Chromeさえ使わなければほぼ問題ないようにも感じています。逆に、Chromeをよく使う場合は壊れるたびにアプリデータの消去を強いられるので物凄く不便になります。(消さずに復旧できるのならそれに越したことはないですが……。)
他のレビューではSlackが落ちやすいという話もあるようです。アップデートで安定していくことに期待したいですね。
2 in 1 Chromebookの代替になりうるか
似たような(?)製品として、同じLenovoから出ているideapad Duetといった2 in 1のChromebookが存在します。
あちらの方が安くて性能も下となりますので、XiaoXin Pad Proはその上位互換として活用できるのではないかと考えるかもしれません。
Androidアプリの同時利用が主であり、ブラウジングはおまけという使い方であればアリでしょう。コンテナ上でAndroidが動作するChromeOSとは異なり、Androidアプリはネイティブに動作しますし、パフォーマンスも十分です。主にこちらの使い方をしているので、特に不便は感じていません。
逆にChromeブラウザの利用をメインに考えているのであれば、あまり向いていません。Chromeアプリはモバイル版ですし、なによりも作業モード時の安定性が皆無です。他にも作業モードで落ちやすいアプリはあるかもしれませんが、手元の環境ではChromeだけが強制終了しやすく、その度にアプリデータの全消去を強いられます。
2021-10-26追記:最近はこれといって特定のアプリが落ちることもなく、Chromeでも安定して動いてくれています。
リスクがある代わりに安い
62,000円程のLenovo Tab P11 Proに対して、XiaoXin Pad ProはBanggoodなどで45,000~48,000円にて購入できます。(※現在はより高性能なXiaoXin Pad Pro 2021や、もう少しだけ性能のあるXiaoXin Pad Plusが販売されています。)激安ではありませんし普通にiPadが買える価格ですが、Androidタブレットにここまで出す気があるということは最初からiPadを選ぶ気は無いのでしょう。
上手く最安値で買ったとして、キーボードとペンのオプションを国内で調達すると、丁度62,000円前後になるのでお得ではあります。
但し、店によってはもれなくROWバージョンに書き換えられたものが届くことや、その場合は国コードの変更をしないとCTSが通らない、保証は期待できない(シリアル番号がヒットしない)、OTAで壊れるかもしれない(もしそうなった場合はリージョンロックの解除を行う)などのリスクがあります。NEC版もアップデートしてくれるのか不安はありますし、安心して使いたい人はXiaoXin Pad ProではなくLenovo Tab P11 Proを選ぶことを奨めます。
CLIP STUDIO PAINTもバッチリ動作するようになりましたが、クリスタ目当ての場合はiPadを強くオススメしますし、AndroidタブレットにこだわるのであればGalaxy Tabシリーズのが安心して利用できるように思います。21年10月末に発売された安くて超高性能なXiaomi Pad 5でも良いですね。あれもMPPらしいのですが、ペンをBluetooth接続して認証しないと使えないとのことで、専用ペン以外は使えないようですが。(惜しい)
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyを利用できる端末について教えて下さい – CLIP STUDIO 公式サポート
https://support.clip-studio.com/ja-jp/faq/articles/20200132
XiaoXin Pad ProはSNSのタイムラインや調べ物をしながらお絵描きができてなかなか便利です。また、プライムビデオをHD画質で楽しんだり、電子書籍を読むのもバッチリでした。デメリットを許容・自力で対処できるのなら、性能の良いAndroidタブレットとして活かすことができると思います。
Android 11アップデート
2021年9月30日付でAndroid 11(210910)にアップデートされました。
若干壊れ気味なので、ちょっと待った方が良いかもしれません。特にキーボードを多用する人は要注意です。

ZUI 13アップデート
ZUI 13に対応しました。XiaoXin Pad本来の姿はこちらです。

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2021-04-29:OTAについて修正・追記
2021-05-05:対応ペンについて修正・追記、付属品の変換アダプターについて追記
2021-05-29:210430について追記
2021-08-03:専用キーボードを繋いでも作業モードをONにしない設定について追記
2021-09-01:CTSやアップデートなどについて追記、その他文章の修正・追記
2021-10-01:最新のファームウェア(210804)とCLIPSTUDIO PAINT(1.11.1)の組み合わせではペンに問題が生じなくなっていたようなので修正・追記
2021-10-26:Android 11アップデートについて追記
2021-11-18:本来の中身である、中国版ファームウェア(ZUI)について追記
2022-03-01:Playプロテクト認定を通す手順を追記
2022-03-02:手直しとZUI 13について追記
2022-10-30:記事タイトルを修正