Hyper-V版のBlueStacks 5がAndroid 11に対応していた

BlueStacks 5.12にて、Hyper-Vが有効の環境でAndroid 11が実行できるようになりました。2023年6月の更新で対応したようです。

Just a moment...
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WSLなどを利用している場合は、Hyper-V対応版でないと共存が出来ません。これまではAndroid 9までの対応だったので、Android 11が実行できるようになったのはかなり大きいのではないかと思います。ゲームを遊ぶという点においては、当面の間OSバージョンの古さを気にしなくても良くなりそうですね。

(き、気が付かなかった……。もっとアピールしてくれー。)

インスタンスを新規に立ち上げる

インストール直後はAndroid 9 Pieバージョンが起動しますので、一度終了してマルチインスタンスマネージャーから新しくインスタンスを立てる必要があります。

左下のインスタンス追加ボタンからAndroid 11を選択してダウンロードを行うと、新規インスタンスの設定が行えます。

ほぼ初期設定で問題ないかと思いますが、パフォーマンスモードは高パフォーマンスかバランスを選択しておくとスムーズな動作が期待できます。

グラフィックレンダラーにVulkanを選択することが出来ますが、ゲームによっては立ち上がらないことがあります。

今回はBluestacks 5.13.220.1001 Android 11での実行となります。

ホーム画面

ちゃんとAndroid 11のようです。初期設定ではOnePlus 10 Pro 5Gのフィンガープリントが設定されていました。

軽く動作確認

とりあえずブルーアーカイブを試しました。Vulkanを指定して動かせている人も居るようですが、手元の環境だとOpenGLでないと黒画面になったまま起動しませんでした。

パフォーマンスは良好で、表示の乱れもありません。

ブルーアーカイブを起動した状態でのメモリ使用量は5.4GB程度となりました。

メモリは8GBの割り当てが出来るのなら、その方が安定してくれそうですね。8GB割り当てるにはシステム上に11GB以上のメモリが必要で、12GB割り当てには16GB以上のメモリが搭載されている必要があるとのことです。

インスタンスの起動も5秒程度と非常に早く、使い勝手も良いです。特にこれといったトラブルはありませんが、一応「Google Play開発者サービス」の更新は手動でやっておいた方が良いかもしれません。

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