PICO 4シリーズ向け「Geekvr フェイスクッション・ヘッドストラップ」レビュー

Geekvr製のPICO 4シリーズ専用フェイスクッション・ヘッドストラップです。PICO 4やPICO 4 Ultraに使用できる製品で、本レビューではPICO 4 Enterpriseに取り付けています。

3 in 1のフェイスクッション・ヘッドストラップセット

豊富なクッションが付属

約5,000円6,499円でフェイスクッションとヘッドストラップのセットが入手できます。フェイスクッション部分はシルクとレザーの2種類が付属します。レザーに関しては取扱説明書の主要な原材料欄に「ABS+PC+PU」とあるので、ポリウレタンレザー(PUレザー)を使ってそうな気はしますがハッキリとはしません。

AMVRのストラップだとフェイスクッション部分なしで5,000円なので、1,500円追加で3 in 1のセットというのはお得感がありますね。

今回レビューはしませんが、鼻の部分に当たるノーズカバーはシリコン製のようです。

シルクのクッションはサラサラとして肌触りが良いです。

クッション部分はマジックテープで取り付けられているので、簡単に脱着できます。

レザーに交換したもの

クッションの厚みは額が当たる最厚部が18mm程度。柔らかいため、押し込むと5mmぐらいの厚さになります。(※ノギスを所持していないので簡易測定です)

上がシルク、下がレザー

あまり適切な比較ではないが、PICO純正品の額部分との比較

ハーフサイズのクッションなども付属

レザーはなくてシルクのみですが、ハーフサイズのクッションも付属します。側面の頬が当たる部分にだけクッションを取り付けられます。

バックプレートはツメがないタイプ

バックプレート部分はツメがなく、外側から固定する方式を採用しています。その為、PICO 4やPICO 4 Ultraとの互換性を気にすることなく取り付けられるようになっています。

バックプレート部分の素材は柔らかいので、はめ込むのには苦労しないはずです。使用中にズレてきたりはしませんでした。

重さや使い心地をチェック

ヘッドサポート付きだと前が少し重くなりがち

フェイスクッションとバックプレートの重さを比較したところ、以下のようになりました。額に当たるヘッドサポート部分の取り外しが固くて行えなかったので、フェイシャルインターフェースのみの比較はありません。

本来は外せるようになっている

PICO純正Geekvr差分
フェイスクッション(レザー)46g105g+59g
フェイスクッション(シルク)103g+57g
フェイスクッション(ハーフサイズシルク)93g+47g
フェイスクッション(レザー額のみ)90g+44g
フェイスクッション(シルク額のみ)89g+43g
バックプレート34g80g+46g

フェイシャルインターフェース部分のクッションを最小限にすると、前後に均等に重さが増えるので数値だけ見るとバランスが取れてそうに感じます。軽く締めて使えば気にはなりません。バックプレートも大きく、どのクッションでも圧迫感はありませんでした。

ただ、重心は少しだけ前に寄るのでクッションなしで使用するとバランスが気になります。

フェイスクッションを外して使う場合は

公式の商品ページではフェイスクッションを外して額部分のクッションだけを取り付けることで、顔面への圧力をゼロにできるという使い方も案内されています。

商品ページから引用

この場合はフェイシャルインターフェース部はただの遮光カバーとして機能します。フェイスクッションが肌に触れて蒸れてくると、頬や目元が痒くなってしまう方には特におすすめの使い方です。

しかし、前述したように重心が前方に寄るので、レンズが鼻に当たってしまう問題がありました。これについては、BOBOVRのバッテリー付きストラップ(BOBOVR P4U)と組み合わせるのがおすすめです。後頭部に取り付けるバッテリー分の重さでちょうどいい感じになります。

ズレやすいかどうかについて

PICO純正の固めなフェイスクッションと比べると非常に柔らかいです。その為、カッチリと固定されるような印象はありませんでした。シルクとレザーでは摩擦が異なるので、レザーの方がズレにくいです。

PICO純正のヘッドバンドを使用し、レザーのクッションを取り付けて動き回ってみた感じでは、ズレて視界がボケるようなことはありませんでした。ある程度頭を振り回してもPICOが飛んで行くことはなさそうですが、ヘッドバンキングのように激しく上下させるような動きは避けた方が良いでしょう。

前述したとおりクッションは潰れやすい(18mm→5mm厚ぐらいになる)ので、ストラップを強く締めるとレンズが鼻に当たりやすいです。これについては純正の肉厚で固いクッションと比べると、どの製品もふかふかで潰れやすい感じだとは思います。

尚、固定が甘くなるので、激しく動くときは「フェイスクッションを外して額部分だけの使用」はおすすめしません。

ヘッドバンド部分も取り付け可能、持ち上げ時注意!

フェイシャルインターフェース部は切り欠きがあるので、PICO純正のバンドを取り付けられます。

但し、BOBOVRのものを取り付けようとすると金具のサイズが微妙に大きいため、きっちりとはまらなくなります。

通常通り使用する分には問題ありませんが、BOBOVRのものだとバンド部分を持ち上げた際に急に外れてしまう恐れがありますので十分注意してください。

フルセットのストラップや、顔に触れない遮光カバーが欲しい人にお勧め

BOBOVRと組み合わせる方へ

これまではAMVRのヘイロー部分とBOBOVRのバッテリーパック付きバックプレートを使用していました。これはこれで快適なのですが、フェイスクッションなしで使う場合に部屋の光が入り込むので、VR内の暗い場面では没入感が大きく損なわれる問題がありました。

今回購入したGeekvrのストラップは、そういった問題を上手く解決できそうな製品です。

ある程度の通気性を確保しつつ、目元や頬にクッションが触れないように使うという目的は達成できました。クッションなしでもBOBOVRのバッテリーストラップを組み合わせていれば前後のバランスも良い感じです。AMVRのヘイローと違って顔からヘッドセットまでの距離を調整できない仕様となりますが、フェイスクッションを使用する一般的な使い方をするなら気にならない事かと思います。

人によっては顔の形状と合わないこともあり、「クッションを外してもフェイシャルインターフェースが頬に触れてしまう」というレビューを見かけました。距離の調整をしたい方は、ヘッドバンドなどを使用すると良いでしょう。自分はNIKEのものを使うことがあります。NIKEのバンドは結構分厚いので、好みは分かれそうですが。

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最初に買うアクセサリーとして

圧迫感も少ないので、最初に買うオールインワンのアクセサリーとしておすすめしやすいです。もちろん純正のバックプレート部分をこじ開ける必要はありますが、Geekvrの場合は付属のヘラの幅が広いので、他の競合製品に付属するものより使いやすいです。シルクとレザーの2種類のクッションが付属しているのも良い点だと思います。

眼鏡については入らなくもない感じですが、PICO純正のフェイスクッションのように眼鏡のツルが当たる部分はくぼんでいません。Geekvrの説明書によると、磁気で取り付けるタイプの度付きレンズを使用するのが推奨されています。

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個人的に気になった点

額に当たるヘッドサポートは最初からフェイシャルインターフェースに取り付けられた状態で届きました。取り外してみようと思いましたが、ガッチリと繋がっていてびくともしません。構造からして容易に付け外しが行えるようには見えませんが、これについては個体差があるのかもしれませんね。

商品画像より

また、Amazonの商品ページを見ると値段違いのバリエーションが幾つかあって、商品画像を見てもどれが届くのか明確ではない点もマイナスポイント。公式サイトを見た感じでは、「フェイシャルインターフェース+ヘッドサポート+バックプレート部分のフルセット」にだけ、「ハーフサイズのクッション」が付属するように見えます。

フェイシャルインターフェースだけだと2種類

ヘッドサポート付きだと4種類

フルセットだと8種類

今回選んだのは、フルセットとなる4,999円6,499円の「Mask with Head Support」です。(値上がりしてた……。)

以上の2点だけ気をつけておけば、大きな問題はないかと思います。BOBOVR P4Sと組み合わせてフェイスクッションなしの状態で5時間連続で使用しましたが、顔面への負担はなく快適です。個人的にはとても気に入りました。

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2025/11/13:クッションの厚みや種類、ズレやすさについて追記
2025/11/13:値段が変わっていたので追記(´・ω・`)

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