3キャリアの中で最も遅いアップデートに
ドコモ、ソフトバンクに続いてようやくAndroid 6.0.1アップデートが配信されたauのGalaxy S6 edge SCV31。他社と比べて非常に遅いアップデートとなったため、待ちくたびれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかも今日はGalaxy S7 edgeの発売日。意図してアップデート日を重ねてきたように感じますが、アップデートは迅速に行っていただきたいものです。
尚、アップデートサイズは1333.18MB、アップデート後のビルド番号はMMB29K.SCV31KDU1BPD5、Androidセキュリティパッチレベルは2016年5月1日です。
独自のデザインを維持しながらも、6.0の良さを認識できる出来
アップデート後のアプリの最適化を終えた後のGalaxy S6 Edgeは、以前よりもキビキビと動いていることに気がつくことでしょう。
ロック画面から天気が削除され、アプリのショートカットを自由に変更できるようになりました。また、通知パネルも2段階形式に変更され、クイック設定も片手でスムーズに操作できます。これらの変更とともにUI全体のカラーリングが白基調となり、アイコンも丸みを帯びたものに変更。電源メニューも独自のものに変更されており、よりシンプルでわかりやすくなっています。

シンプルな電源メニュー。
こうした独自のUIデザインを維持しながらも、Android 6.0の新機能であるアプリの権限の制御や、バッテリー最適化機能はしっかりと組み込まれています。もちろん指紋認証機能もアップグレード。以前よりも素早く認証できるようになったほか、GooglePlayやDropboxなどで指紋認証機能を活用できるようになりました。

指紋認証の各アプリへの対応。

バッテリー最適化機能。
Edgeならではの新機能

エッジパネルハンドルをスワイプすると利用できる。
今回のアップデートでは「ライブブロードキャスト機能」や「ロック画面などのUIに対する新機能」が追加されていますが、中でもエッジスクリーンに対してのアップデートは特筆すべき点と言えるでしょう。
このアップデートにより、「エッジパネル」と呼ばれる、アプリや機能のショートカットや定規・コンパスといったEdge向けの機能が追加されています。今まではエッジスクリーンの機能が乏しく、ほとんど使い道のない状態でしたので、このアップデートでようやくGalaxy S6 edgeらしくなったのではないでしょうか。

壁紙が傾きに応じて動く、iOSの視差効果のような機能がオフにできるように。また、エッジパネルハンドルの位置は調整可。
バッテリーの持ちの変化は
スリープ時の消耗は比較的大人しいように感じます。ただ、これに関してはしばらく使い続けてみないからには分からない部分もあるため、少し様子見をしています。
※6月2日追記
しばらく使い込んでみた後の電池消費です。上のスクリーンショットとは目盛りが違うので、見比べる際はご注意ください(1枚目は1時間単位、2枚目は6時間単位)
ゲームを入れてみたりといくつかアプリが増えているため、放っておくとじわじわと減るような感覚はありますが、アップデート前のAndroid 5.0.2と比べると余裕が感じられます。1日持たないことが多いSCV31でしたが、アップデート後はその不満点もある程度は改善されたのではないでしょうか。
ところでSCV33は本体が少し大きめな感じになった分、バッテリー容量も増えてるそうですね。羨ましいです。
本来の力が発揮されるようになったSCV31
Galaxy S7 edgeの発売までアップデートを待たされてしまったのは残念ですが、安定感の増した快適な動作を体感できるアップデートであると思いました。
ちなみにGalaxy S7 edgeはGalaxy S6 edgeの不満点などを克服し、ハードウェア面もより洗練された機種となっています。カラーはブラックオニキス、ホワイトパール、ピンクゴールドとありますが、Twitterのタイムラインを眺めてる限りではどうやらピンクゴールドが人気のようです。
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