GeekDaysさんところの企画で、「今年のベストバイガジェット」について書くアドベントカレンダーというものがあり、そちらに参加させていただくことになりました!
実は「今年買ったけど使わなくなったガジェット Advent Calendar 2015」という逆?バージョンもあり、同じ日付で参加しています。そちらはサクッと読める程度の長さになっていますので、ベストバイガジェットと合わせて読んでいただけたら幸いです。
私のベストバイガジェット2015はこれだ!
「スマホになると思います」と言いながらスマホじゃありませんでした。はい。
こちらはWindows 8.1 Update搭載のタブレット、NEC VersaPro タイプVT(2014年4月モデル)です。定価は7~8万しますが、ソフマップにてメーカーリフレッシュ品が4万ちょっとで販売されていたので、Xperia Z3 CompactとVivotab Note 8を生け贄に捧げて召喚しました。
絵を描く私にとって、ワコムのスタイラスペンが使えるという事が非常に魅力を感じるポイントとなっており、同様にスタイラスペンが利用できるVivotab Note 8の乗り換え先として購入したという形になります。
10.1インチWUXGA(1920×1200Pixel)のIPS液晶を搭載し、CPUはIntel Atom Z3795(1.60GHz/バースト時2.39GHz)、メモリは4GB載せたタブレットとなりますが、OSが32bitのために4GBフルに活用できるわけではないようです。
ディスプレイはゴリラガラスとなっていて外出時の持ち運びを想定した落下テストもクリアしていて非常に強固。一度おもいっきり落としてしまいましたが、画面外のフレーム部に2箇所小さく線が入る程度に割れただけで済んでおり、修理の相談で購入店のスタッフに見せたところ言われるまで分からなかったという程度のヒビ割れです。少しヒビが入ってしまったとはいえその頑丈さを身を持って味わいました。
ワコムのペンが使える
Wacom feel IT technologies対応のスタイラスペンに対応しているので、メモ用途は勿論のこと筆圧を活かした快適なお絵描きを楽しむことが出来ます。購入した目的の9割9分9厘がこれのためです。
Vivotab Note 8と違って液晶の発色が良く、輝度も高いため非常に見やすいのが利点だと思います。付属品として専用のペンが同梱されていますので、別途購入する必要はありませんし、ズレも小さめなのでBamboo Stylus feelを使うよりも快適かもしれません。
動作は概ね良好。解像度が非常に高いため少々荷が重いように感じますが、ブラウジングや絵のラフを描いたり、簡易的なイラスト用途であればバッチリです。高解像度のフルカラーイラストを仕上げるとなるとマシンパワー不足となるので、これ1台で全てを賄うのは難しいかと思われます。
VersaProは法人向けのものですが、ほぼ同一の商品としてLaVie Tab Wがあり、そちらもペンが使えるモデルとなっています。以下はZ2760搭載のひとつ前のモデル(TW710/Mシリーズ)ですがプロモーションビデオもペン機能を推したものとなっており、イラストレーターさんのメイキングも公式で掲載されています。
草田草太さんって艦これのイラストレーターをしてますよね。睦月とか如月とか、最近は絵柄もどんどん可愛くなっていて、私の好きなイラストレーターさんのひとりです。
専用のキーボードはThinkpad 10と互換性あり
マグネット接続式のデタッチャブルキーボードは兄弟機とも言えるLenovoのThinkpad 10用のものが取り付けられます。VersaPro用のキーボードと比べると色が違いますしタッチパッド周りも違いがありますが、接続方式や寸法は同一であるために問題なく使えます。Thinkpad 10用のものであれば価格はほぼ半額で入手可能でした。
キーボード側にタブレットを立てかけるタイプのものになるので、角度調節は出来ません。また、簡単に外れてしまうので持ち運ぶ際は落とさないように気をつけたほうが良さそうです。それでもこれがあるだけで作業効率がグッと上がりますので、購入してからより使用頻度が上がりました。
標準サイズのUSB搭載
Windowsタブレットというと、microUSB端子をAC入力併用で搭載していることが多いと思いますが、このVersaProは標準サイズのUSBが左側面に1つついています。残念ながら充電は独自端子からとなっていて、モバイルバッテリーなどで充電することは出来ませんが、コンセントが確保できる場所ではACで充電しつつUSB端子を他の用途にフル活用できるのでとても便利です。
標準サイズというのは思っていた以上に便利で、例えばUSBメモリを挿し込む時に変換ケーブルを用意する必要がありません。この変換ケーブルは結構忘れてきてしまうことがありますし、大抵のものはそのまま挿せばちゃんと動いてくれるという安心感があります。
ベストバイ候補だったガジェットたち
Galaxy Note Edge SCL24
購入目的はVersaProと同じでしたが、あと一歩及びませんでした。エッジスクリーンの良し悪しはともかく、主にパフォーマンスの悪さがマイナスポイントです。ペンに関しては申し分なしです。
HTC One M9、Desire 626他
写真はau仕様のM9(右側)です、HTC速報さんから買いました。HTV31よりもパフォーマンスがよく、ハードウェアもM8からの正統進化を感じます。HTV31は画面が綺麗なことや、スマートフォンとしては非常に高い音質など、買って良かったと思える要素が幾つもあります。
もちろんDesire 626もメインの回線を挿していて、どれもとても気に入っています。しかし、僅差でベストとならず。
仕事でも遊びでも
かくして私のベストバイガジェット2015と輝いたVersaPro。Atomとはいえ、Officeソフトを使うことや軽くイラストを描くだけのマシンパワーはしっかりと持ち合わせています。キーボードがあれば文書を扱うのが容易になりますし、ペンを使って作品作りをすることだって出来ます。私は外でイラストを描く用途で購入しましたが、思いのほか使い勝手が良くてほぼメインで使っているような状況です。
スマホも候補に上がっていましたが、満足してしっかり活用できているのはやっぱこれだなと思いました。イラスト制作が趣味の方にはオススメです。Surfaceも良いのですが、安価なリフレッシュ品を見かけることがあれば検討してみてはいかがでしょうか。楽しいですよお絵描き。
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