雑なタイトルだなおい。
HTC U11(U11 life)やU12+においてデレステのタップ音ありのプレイでは、譜面が酷くズレていく現象について。
いや、まぁ、既に解決策は出ていて「U Sonicアプリを無効化して再起動するだけでOK」なんだけど……。
ただ、Android One X2を触ってる限りでは、Android 9.0からはこの問題は直ってるかもしれない。→そんなことはなかった
「Boost+のフォアグラウンドオプティマイザをOFFにして、付属のイヤホン繋いでU Sonicを非アクティブにするだけでいい」って話を耳にしたので、ホントかー?とちょっと試してみた次第。それで済むなら音楽聴くときとかU Sonicの機能使えてラッキーじゃんね。
検証した環境は
- HTC U12+ 1.30.454.2
- デレステ 4.4.0
で、先に検証結果を言っておくと、全然そんなことはなかった。
Boost+はあってもなくても関係ない
Boost+のフォアグラウンドオプティマイザ(解像度が1段階落ちる)については、これが有効になっているとスクロールがカクつくアプリもあったりするので、なんでもかんでもBoost+有効にすればいいわけではないというのは、そうだとは思う。
しかし、デレステに関してはフォアグラウンドオプティマイザがあってもなくても音ズレは発生するので、特に関係はないだろう。単純なパフォーマンスという点では有効にしておいたほうが軽快なようには思う。
ちなみに、フォアグラウンドオプティマイザを使わなくても、「設定>ディスプレイとジェスチャー>詳細設定>Quad HD+ディスプレイ解像度」をオフにすると、システム全体をQHD+からFHD+に解像度は落とせる。
この状態で更にフォアグラウンドオプティマイザを有効にすると、そのアプリはHD+まで落ちる。
QHD+(Boost+なし)/FHD+(Boost+なし)/HD+(Boost+あり)の3つの状態と、付属イヤホンでU Sonic非アクティブ状態(アプリ無効化ではない)の組み合わせで一通りデレステを遊んでみたものの、やはりズレるズレる普通にズレていく。曲によっては始めは分からないかもしれないが、ノーツが密集しているところはSEありだとプチフリ気味になるし、曲の後半なんて譜面がもの凄くズレてるのでやってられないレベル。
じゃあ他のイヤホンでもどうだ?と、先日購入したDAC搭載のPixelイヤホンを繋いで試してみたが、そちらも普通に音ズレするのでNG。純粋にオーディオレイテンシーが大きすぎるだけ(だと思う…)のMediaPad M5のようなデバイスだと、本体DACを利用するアナログ出力よりもUSB-DACを経由したほうがレイテンシーが減るので、Pixelイヤホンのがそこそこ遊びやすくはなった。
やっぱり美味しい話はないということで、HTC UシリーズでデレステをSEありで遊ぶのなら、U Sonicアプリを無効にして一度再起動したらいいと思う。どちらにせよ本体スピーカー使う場合はそうせざるを得ないはず。あとはPieへのアップデート待ちかなぁ。
尚、OreoにしたHTC 10についてはエンハンサーっぽいアプリを無効にしたりadbで未インストール状態にしても改善は見られず、純正ROMでの回避策は見つけられなかった。なんかないかな。
HTC 10のNougatへのダウングレード手順はこちら→HTC 10 HTV32のダウングレード