PICO 4 Ultraの値上げを発表、頑丈で安定したVRヘッドセットを買うなら今

PICO 4 Ultra本体の価格改定が発表されました。2026年5月1日より現行価格89,800円から104,900円へと値上がりすることになります。

とうとう値上がり、購入するなら4月中に

プレスリリース

昨今の急激な為替変動および、世界的な電子部品・物流コストの高騰が続く中、弊社ではお客様に高品質なVR体験を適正な価格でお届けできるよう、徹底したコスト削減と企業努力を重ねてまいりました。 しかしながら、これ以上の現行価格の維持が困難な状況となり、下記の通り価格改定を実施する運びとなりました。

なお、お客様に十分にご検討いただける期間を確保するため、2026年4月30日(木)までは、引き続き現行価格にてお買い求めいただけます。

弊社は今後も、皆様に驚きと感動をもたらすVR・MR体験と、より良いサポートを提供できるよう努めてまいります。

■ 対象製品および価格

  • 対象製品: PICO 4 Ultra 256GB
  • 改定後メーカー希望小売価格: 104,900円(税込)
  • 現行メーカー希望小売価格: 89,800円(税込)

■ 価格改定日時

 2026年5月1日(金)午前0:00より適用

※各種アクセサリー類の販売価格に変更はございません。

■販売対象店舗(いずれも認定販売店)

Amazon(オンライン)、ヨドバシカメラ(店頭及びオンライン)、ビックカメラ(店頭及びオンライン)

 ※店舗のシステム更新のタイミングにより、価格の反映に数時間のズレが生じる場合がございます。

※製品の在庫状況につきましては、各販売店へ直接お問い合わせください。

■ ご購入に関する注意事項

* 2026年4月30日(木)23:59までに決済が完了したご注文につきましては、お届けが2026年5月1日(金)以降になる場合でも現行価格が適用され、追加費用等は発生いたしません。

• PICO公式ストアのほか、Amazon、ビックカメラ、ヨドバシカメラなど、全国の認定販売店にて順次新価格が適用されます。

• 本価格改定は「PICO 4 Ultra 256GB」本体のみが対象となります。 アクセサリー類の価格に変更はございません。

• 現行価格での販売状況や認定販売店の在庫等につきましては、各認定販売店へ直接お問い合わせください。

PICOニュースルーム

差額は15,100円

詳細については公式発表の通りです。PICO 4 Ultra本体だけが対象で、PICO Motion Trackerなどは販売価格に変更はありません。

  • 現行価格:89,800円
  • 改訂価格:104,900円

差額は15,100円なので、大まかにPICO Motion Tracker3台分より少し小さいぐらいの差になります。

PICO Motion Trackerは足首2個セットが11,800円、腰1個が5,900円なので現行価格の89,800円に足すと107,500円です。価格改定後に3個セットを買うと122,600円になるので、購入を検討していたのであれば今がラストチャンスと言えます。

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中古品やフリマで買わないこと!

少しでも安く買おうと考え、正規販売店以外で購入してしまうと一切のサポートが受けられません。故障時の有償修理も不可能になるので、正規販売店で購入することを強くおすすめします。

正規販売店はAmazon(出荷・販売元がAmazon.co.jp)とヨドバシカメラ、ビックカメラだけです。

PICO公式ストアという記載がありますが、今のところ国内では展開されていません。(※中国にはある)

どこに価値を見いだすか

価格が変わったことで、手を出しづらくなるのは間違いないでしょう。個人的には様々なものが高騰しているので今がチャンスだと考えますが、最終的にはPICO 4 Ultraに価格とPICO Motion Tracker以外の価値を見いだすことができるかどうかだと思います。

ドリフトの心配が少なくて頑丈である

PICOはコントローラーのスティックが丈夫で、ドリフトの心配が非常に少ないです。現在も同じものかは不明ですが、PICO 4の頃はAlps Alpine(アルプス電気)製のジョイスティックが使用されていました。(スティックがもげるまで使い込んでもドリフトはしなかったという謎の実績もあります。)

少なくとも通常利用の範囲内では、数ヶ月足らずでドリフトし始める可能性は非常に低いと考えられます。当然ながらぶつけたりねじ曲げたりして壊れないというわけではありませんので、丁寧に扱うことを心掛けましょう。トリガーなどに故障が発生したときや初期不良だったときにちゃんと交換できるよう、正規販売店で購入することも重要です。

本体も頑丈?

海外のユーザーによる投げたり叩きつけたりして耐久テストをした動画があり、ぶつけた程度で簡単に折れたりはしませんが大切に取り扱うべきです。

特にUSB-Cポートは注意が必要です。固定していないケーブルを介して変な力が加わると、接触不良などが起こるようになってしまう可能性があります。最悪の場合、故障して充電できなくなる事例がありました。ちゃんとケーブルを固定して動かないようにすることを心掛けましょう。固定しやすいL字型のケーブルや、引っ張られたときに外れるマグネット充電ケーブルなどを使用した対策がおすすめです。

変わらないという安心感

PICOはOSアップデートでUIが頻繁に変更されません。そもそもOSアップデート自体が年に3~4回程度あるかどうかです。

PICO OS 5.15.4.Uでのホーム画面

新鮮さに欠けますが、買ったときからの使い勝手を常に維持できると捉えることもできます。改善による小さな変化があっても、大きな変化は基本的にありません。「いつもの場所にいつも通りの物がある安心感」があります。

PICO OS 6の紹介動画から

次世代OSとなるPICO OS 6では大きく見た目が変わって操作も変更されますが、これは今後発売予定の「Project Swan専用OS」です。PICO 4やPICO 4 UltraはPICO OS 5のまま変更されないようですので、少々残念ではあるもののアップデートで動作が重くなったりする心配はなさそうです。

不具合も少なくて安定している

PICO OSは不具合が非常に少ないです。画面が乱れたり、Wi-Fiが全く繋がらなくなったりするといった再現性のある不具合は確認できていません。OSアップデート自体も緊急で修正が入る事態に陥ったことがないので、常に慎重な感じはあります。初期化してもおかしいときは、ハードウェアの故障である場合がほとんどです。

また、OSのオーバーヘッドが小さくて動作が軽快であることも特徴です。これはMeta Quest 3で対応していないVirtual DesktopのMonster解像度に、PICO 4 Ultraが対応できた理由の1つでもあります。

メモリ容量もQuest 3の8GBに対してPICO 4 Ultraは12GB搭載していますので、メモリ不足に陥りにくいという利点もあります。昨今のメモリ価格の高騰が激しいため、価格を維持できなくなった要因となってしまっているような気もしますが……。

PICO Connectのトラブルあったよね?

PICO Connectのトラブルが数回ありましたが、あれはアプリの配信トラブルであってOSの不具合ではありません。もちろん困ったときはVirtual DesktopやSteam Linkといった選択肢もありますし、何もできないという事態には陥りにくいです。どれもユーザー側で一切の対処が不可能な問題ではなかったのでご安心を。

それらのトラブルや使用方法については、弊サイトで常に情報発信を行っています。参考になれば幸いです。

PICO 4 Ultra関連情報
自動アップデートで先行配信されたPICO Connect 10.6.6で、XSOverlayなどが透けて白飛びする不具合が確認されています。正式版の10.6.6では修正されていますので、公式サイトからダウンロードして上書きインストールしてく...

装着時のバランスが良い

PICO 4 Ultraは頭の後ろ側にバッテリーを搭載しており、前後のバランスがかなり良いです。重心が真ん中になるのでヘルメットを被っているのと同じような感覚があり、長時間装着していても疲れにくく感じます。

サードパーティ製のアクセサリーに変更してより快適に使うこともできますし、肌荒れなどで顔にクッションを当てたくない場合も対応できます。自分は肌が痒くなりやすいのですが、「フェイスクッション無し」の使い方であれば8時間使い続けても大丈夫でした。(※Geekvrのアクセサリー使用時)(※長時間利用は避けてちゃんと休みましょう)

AMVRのヘイローを使ってフェイスクッションを外しておでこで支える運用

※AMVRは現在在庫切れ

Geekvrのフェイスクッションのクッション無し運用

自分は普段からGeekvrのアクセサリーでフェイスクッション無しの使い方をしています。

装着感が良い反面、寝転んで使うのには適していません。バッテリーが後頭部にあることやストラップが外せない設計ですから、V睡などでの利用は事故や破損のリスクがあります。静止状態が続くと自動スリープしてしまう仕様もあります。(※対処しようと思うと少し細工することになるが保証外となることに注意)

自分ならV睡用に安価なQuest 3Sを追加購入して、V睡するときにPICO 4 UltraからQuest 3Sへ切り替えて使用すると思います。Quest 3S(またはQuest 3)であれば付属のストラップが薄く、バッテリーも前方にあるのでまだリスクは少ないでしょう。Questコントローラーも使わなければドリフトの心配が減ります。

Virtual Desktopを使用していれば、VRChatやSteamVRを立ち上げたままPICOからQuestへの変更ができます。(何度か試しても問題ありませんでしたが、必ずやれるとは限らないので注意)

決断するなら今

PICO Motion Trackerのことを考慮せず、PICO 4 Ultra本体だけの利点をいくつか挙げてみました。不具合の少なさは個人的にかなり大きいと思っています。PICO 4の頃からずっと使い続けて2年半近くなりますが、本体の不具合に悩まされたことはありません。PICO 4 Ultraを購入してからも、特に問題なく動いているのは有り難い限りです。

もちろんPICO 4 Ultraでは利用できない機能やストアにないアプリなどはありますので、Quest 3と比べてどちらを購入するか悩むことかと思います。V睡時の使い分けをせずQuest 3だけで全て済ませるかどうかも、普段の使い方や不具合・故障対策、トラッカーをどうするかといった様々なものを天秤にかけることになるでしょう。最終的には個人の好みですので、自分にはPICOとQuestのどちらがピッタリなのかを是非考えてみてください。

でも購入を決断するなら今月中に。今年発売予定とされるSteam FrameやSwanも間違いなく高くなるでしょうし、Quest 3や3Sもこのまま値上がりしないとは限りません。

今回触れなかった部分は以下の記事にぎっしりと詰め込んでありますので、購入を真剣に考えているのであればどうぞ。

【VRChat】PCVR目的で検討する「PICO 4 Ultra」
2024年9月20日、PICO 4 Ultraが発売されました。価格は89,800円。手軽にフルトラできることが話題になり、Quest 3と並んでVRChat目的でおすすめしやすい人気機種です。発売から1年が過ぎ、度重なるアップデートにより...
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